天岩戸神社ツーリング

長年愛用していたバイクのジャケットがあまりにもボロボロになったので、新しいジャケットを少し前に熊本のライコランドで新調しました。

それが9月後半で、すぐ着るはずだったのですが、いつまでたっても暑い。だから前回のツーリングも気温が高すぎて、新調したジャケットは着れずにメッシュジャケットで走ることになってしまった。で、10月に入ってもなぜか暑い。温暖化が進んでいるな・・・と思っていたら、ある日を境にいきなり寒い(笑)。バイクに乗るのにちょうどいい日があまりなくなった気がします。こういうのも温室効果ガスの影響なんだろうか。

今週末は3連休で、暇人の私は「混み合う3連休にわざわざ出かけるなんてバカらしい」と思っていましたが、初日の8日の天気予報は降水確率が低く、最高気温が21℃。あれれ・・・とんでもないバイク日和じゃないですか。しかも新調したジャケットを着るのにちょうどいいんじゃないの。これは行くしかありませんな。というわけで、混雑を避けマイナーな道を主体に走ってみました。

ところが意外にも別府は朝の気温が低くくていやーな予感もしましたが、9:30を少し回ったぐらいに走り始めました。別府の裏山である鳥越峠ですでに「あれ?ちょっと寒いかも」と感じ、原尻の滝に着いたのは11:00なのにはっきり言って寒い(笑)。おかしいよね。最高気温21℃だよね。途中でちらっと見えた気温計には17℃と出ていましたよ。さすがだよ俺。

さらに衝撃だったのは

原尻の滝からは、この県道7号で高千穂というよりも直結で天岩戸神社に出るので、ここを走るのを楽しみにしていたのに「県境は通行止め」の表示が出ていました。一応、原尻の滝でGoogle様に確認したら「行け」となっていましたが。

で、迷いましたが・・・止めておきました。私の場合、ほぼ間違えなく悪い方向になってしまうので(笑)。もしかしたら行けたかもしれませんが

県道7号はなんだか凄まじいルートっぽいし、少し前に台風もあったので、行ったとしても「なんだよこれ」と、なるかもしれないので(笑)。

で、寒いし「帰ろうかな」とも考えましたが

迂回ルートは、意外にも到着予定時間にあまり差がないではありませんか。じゃーやっぱり行くか(笑)。

ところが、阿蘇の付近になるとこれまた寒い。ちらっと見えた温度計は14℃。これはもう無理。14℃ってもう冬だよね(笑)。しかし、Vストはけっこうウインドプロテクションが効いていて、上半身のジャケットはそんなに冷えを感じることはなく、またナックルガードが効いていて、14℃なのに手がそんなに冷たくならない。すごいなこれ。今後のバイクにはナックルガードは必需品だな。誰?カッコ悪いとかいってたの(笑)。

ではどこが寒いのか?・・・それは足。だって20℃はあると天気予報が言っていたからジーンズ1枚のみで乗っていましたから。

仕方がない。以前も拝見した高森のツリーハウスで、男前が台無しだがレインパンツを履きますか(笑)。って言いますか、我慢の限界だった。皆さんジーンズで乗っていたので、おそらく他の人よりも我慢のハードルが低いのかも。見た目は悪いが、これでここから怒涛のごとく走れました。

ランチをいただいた、あまてらすの隠れカフェ さんには、ちょっと遅くなりまして12:50の到着でした。お土産物屋さんに見えますが、奥がテラスになっていて食事ができます。

目当てはこちら

高千穂牛めんも魅力的でしたが高千穂ドックです。これをいただくためにここまで走りました。天岩戸神社はついでに見学しただけです(笑)。

そのお味ですが・・・美味いよ。これ。高級な牛肉の味がします。しますが、味が少し濃いめで牛肉の美味しさが・・・黒毛和種の良さを感じることは感じるが、スーパーで国産牛と書かれている、いわゆる乳用種(ホルスタイン)との差がわかりにくいと思います。このお肉ならもう少し薄味でもいけるのではないでしょうか。ちなみに一緒に頼んだコーヒーですが、カフェなんだけどコーヒーは普通ですね。

テラスからは渓谷が見えて、ロケーションも良いですね。☆4.5ですね。次は牛めんにチャレンジしよう。

あまり興味ないのだけれど、せっかくだから天岩戸神社もかるーく見学しました。

なぜあまり興味がないかというと、古事記とか日本書紀・・・これっておそらく後づけで「こういうことにしよう」と当時の権力者が書かせたものと思われるから。だって事実は単に暴力による(戦ともいう)制圧なわけですよ。だから歴史を知る・・・って意味では、ちょっと違うんじゃないの?と私は思ってしまう。詳しい人は「お前はわかっていない」というかもしれませんが。私は、ふーん・・・で終わっちゃうのよね。ついでに言うなら、聖書は道徳的な教えがあるけど、古事記に関してはそれもないのよね。

で、こちらは「日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれております天照大御神様のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所でございます」ということになっています。驚くことに銅像もあるんですよ。

これって何をモデルにして作ったのよ(笑)。私は興味がないからさらっと見ただけですが、本気で見学するなら一日費やすレベルです。ちなみに、3連休だからか駐車場は満車でした。皆さん日本神話が好きなんですね(笑)。私は宮崎辛麺とか、熊本ラーメンとかを食いに行った方が楽しい旅行になると思うけど。

さて、では帰りますか(笑)。私は高千穂ドッグを食べにわざわざ来たわけで、天岩戸神社はついでですので。

帰り道は、通らなかった県道7号の次に期待をしていた県道8号を走りました。

県道沿いのコスモスが見頃でキレイでした。県道8号は途中まで道幅も広く走りやすく険道ではありませんね。

ところどころは

一車線になりますが、舗装も整備されていて大型バイクでも楽に入れますね。山の中というよりも、山村を走る感じで・・・ちょっと期待外れ。

竹田市に入り、しばらく走れば片側一車線の普通の県道です。

明正井路一号幹線一号橋という水路橋を眺めながら一息入れて、R57の中九州自動車道路(無料区間)を走って帰宅です。一般道オンリーで250㎞のツーリングでしたが、最後は少し疲れを感じました。こんな楽なバイクなのに。10年前ならドカティのST-4でも300㎞は走ったのに。年齢には勝てない・・・ですな(笑)。

今回の中九州自動車道路を走る前にも、大分空港道路という自動車専用道路でVストの高速走行のテストしました。まぁ100㎞/hは出る(らしいということにしておきます)が、かなり高回転で走ることになるので、エンジンに余裕はあまりない感じです。Vストは90㎞/hぐらいが巡行するにはちょうどいいと思いました。

私の高速道路の感想としては、ロングツーリングで高速道路を使う・・・例えば、東京から岩手に行くとかなら、大型バイクとの差は大きいと思いますね。でも、東京から前橋とかなら全然我慢できると思う。東京から八ヶ岳は・・・微妙かな(笑)。談合坂は厳しいのではないだろうか。わからないけど。Vストは混雑する首都圏を高速道路でパスして、そこからは一般道を使うようなツーリングが向いていると思いました。

私は別府で暮らしているので、フェリーが各方面に出ているし、高速道路でも山口県あたりまでなら余裕だと思っています。私は高速道路でバビューンと遠くまで行って、高級旅館に泊まって、ちゃちゃっと有名スポットを走って、高速道路で帰ってくるようなツーリングをするほど忙しくないので、私のような暇人ならVストでトコトコ走って、激安ホテルに泊まるもアリではないでしょうか(笑)。

そこそこ気に入っているVストではございますが、満点ではないのよね。Vストはオンロード寄りなものですから、舗装路オンリーだと、パワーがないからどうしても盛り上がりに欠ける・・・欠けるのですよ。特にワインディングの登りで。これは・・・しらけるんだよね。

やっぱりKTMの390ADVENTUREが魅力的だなぁ。Vストと同じアドベンチャーモデルでも、このくらいコンセプトはあって欲しい。

2022年モデルは色も落ち着いているし。ちょっと故障が怖いし、購入すると各部の作りを見てがっかりしそうだけど・・・それでも楽しそう。しかもKTMはなぜか大分にディーラーがある。

身長があと10㎝まではいかなくても、あと8㎝あればなぁ(笑)。あーでも、外車はもう止めようと固く心に誓ったんだよね。あーでも、うーん、ちょっと心が揺らいでいます。スズキさん、VストロームSXは250㏄ではなくて390㏄で出さないかな。即買いします(笑)。

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天岩戸神社ツーリング」への4件のフィードバック

  1. ふふっ。
    予言が当たりそうで面白い展開なんですが250クラスだと確かに盛り上がりに欠けるんですよね~。タンデムじゃなくてもそう感じますから。大型のトルクを知ってるから尚更だと思いますよ。だから置き場があるなら大小2台持ちの方が飽きないんだってば。

    それは置いといて、行けそうだけど行かなかったのは賢明な判断だと思います。だって我々はどうせそう言う運命なんですもん。

    1. たいへん悔しいですが、予言が当たりそうな気もします(笑)。ですが、大小2台持ちになると、私の場合なぜか小しか乗らなくなる傾向が強い(笑)。で、大型バイクが犬の散歩状態になります。気持ちの問題か?(笑)。
      Vスト250は良いバイクです。特段、大きな不自由もありません。ツーリングを楽しむ・・・目的がこれだけであれば、選択に間違えはなかったと確信しています。問題なのは、ちょっとだけ、ちょっとだけライディングを楽しもう・・・といった不届きな考えが出てしまったとき、盛り上がらないんですよ(笑)。
      でもなぁ、外車は買わないと心に誓ったのですよ。がっかりするから。そして私は、Vストでアドベンチャーモデルの良さを知ってしまいました。妥当なのはVスト650・・・でしょうね。しかし、それでもKTMは捨てがたい(笑)。

      やっぱり行かない・・・が賢明ですよね。自分を知るって大事です(笑)。

  2. 「行けそうだけど行かなかったのは賢明な判断だと思います」って言ったのは「県境は通行止め」のとこででGoogleが「行け」と言っても行かなかったとこでした。文章が下手ですいません。
    私としてはKTMやヒマラヤには行って欲しいな~と思ってます。

    1. 私はそのように受け止めていましたよ。そういう運命を背負って生きていますから(笑)。行けばきっと通行止めだったと思います。

      KTMの390ADVENTUREの出現で(もともと売っていましたが)、ロイヤルエンフィールドの線は自分の中では吹っ飛びました。でもなぁ、外車は基本的に虚弱体質だからなぁ。痛い目にも何度もあってるし。ホンダやスズキのいつでも一発始動の健康優良児とは違うからなぁ。でも、390ADVENTUREの車重、パワー、足回り、どれを見てもステキです。メーターもいけてます。クイックシフターも付けられる。国産メーカーなら即買いの内容なんですよ。
      どっちみち、今期はもう少しで寒くなるので、来年まで考えてみます。

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