母の葬儀が終わり、8月も過ぎてバイクのシーズンか・・・と思いきや、週末のたびに台風来てしまい、バイクに乗れない日が続いております。で、9月30日からは、母の四十九日の法要と納骨があるので再び東京へ帰る予定。最後にバイクに乗ったのはいつだったかな・・・なんと8月7日でした。私は基本的に暇人でございますが・・・こんな時もあるものですね。
前半の3連休は、台風が近くを通過したので引きこもっておりましたが、後半の3連休は土曜日からの天気予報は晴れ。気温は最高気温は28℃で降水確率20%。これは絶好のバイク日和ではあーりませんか。またしばらく乗れそうもないし、これは行くしかないでしょ。高級オイルも入れたしさ(笑)。
ルートはやはり阿蘇方面・・・にしましたが、いつものマンネリルートではないルートで組んでみました。

出発は9:30で、家から10分で山に入るのですがなかなか冷えていますね(笑)。メッシュジャケットでしたが、すかさず下にウインドブレーカーを着こみました。

道の駅 ゆふいんでトイレをお借りしましたが、バイク日和なだけはあってライダーがうじゃうじゃおりました。その中に、千葉ナンバーのセローがいらっしゃいまして、しかも登山用品と思われるものまで積載していました。セローはそういうの本格派なライダーが似合うよね。やっぱり私には似合わなかったなぁ(笑)。アドベンチャーという中途半端なジャンルの、しかもVストの250㏄で私はちょうどいいのかも(笑)。
やまなみハイウェイに向かうバイクが多い中、私はR210で日田方面に向かいます。そこから県道12号に入ります。県道12号もところどころ1車線になるような道で、山村の中を走るほのぼのした道です。

こういうところを走るには、やっぱりVスト250はいいですよ。コントロールしやすい。って言いますか、賀曽利先生もおっしゃっていますが、250㏄ってオールマイティでちょうどいいですよね。
県道647号に出て蜂の巣湖沿いを走ります。ここも道幅が狭く、テクニカルはコースになっていていてなかなか面白い。

何度か走ったことがありますが、トップスピードも乗らないし、私程度の技量だと大型バイクでは振り回すのが少しめんどくさく感じます。ここもVストならグリグリ曲がっていけます。まぁVストなんかよりKTMの390 DUKEのが数倍面白いと思いますが。故障しなければ・・・ですけど(笑)。

ここでトイレタイムしつつ、本日ランチを予定していたカフェに電話を入れてみますが、NTTさんが「こちらの電話番号は現在使われておりません」と、ステキな声で予想したアナウンスが流れました。行ったらひょっとしたら営業していたかもしれませんが、私の場合、すべて悪い方向かうという特異体質なので、予定を変更して確実に営業をしている道の駅 鯛生金山 地底博物館にしました。
ほかのレストランを探すことも一考しましたが、今回は

ここを走りに来たので、ランチよりルートが優先です。今回はソロだし、妻もいないから文句言う人もいないのでこれでよし(笑)。
着いた道の駅は、3連休にもかかわらずあまり混みあっていませんでした。普通は九州への旅行で、わざわざここには来ないよね。でもね

東洋のスイスならしいですが(笑)。どこらへんがスイスなのか・・・まったく分かりませんけど。エコの中津江村・・・エコロジーのエコで良いのか?で、どこらへんがエコなのか?こちらもまったくわかりません。奥の謎の鳥居も気になりますな。さらに

砂金採り体験もありました。意外にも普通の道の駅より面白いかもね(笑)。もちろん、興味ないのでやりませんが。

中津江村は、2002年に開催された「日韓ワールドカップ」でカメルーン代表の合宿地だったらしく、カメルーンの国旗が飾ってあります。そして東洋のスイスも彼らが名付けたみたいです。どこを見てスイスなのか・・・長野県の安曇野の方がスイスっぽいと思うけど(笑)。

メニューに「本日もおすすめ マイナーズカレー」たるものがあったので、それにしました。

こちらのカレーは「坑夫達の人気メニューを再現したマイナーズカレー」ならしく、スプーンとフォークがユニークですね。道の駅のレストランなので、味は期待はしていませんでしたが意外にも美味しい(笑)。チキンを使った本格派インドカレーなそうです。チキンもホロホロ崩れるくらいの柔らかさで、カレーも辛いというよりはスパイスが効いた味・・・私には生姜のような味がする独特な味わいで、とても道の駅で食べるなカレーとは思えない味でした。☆4つ。美味しいのだけど、鉱山の労働者がこれを食べていた・・・たぶんそれはないだろう。きっともっと不味いはず(笑)。
県道9号は驚くほどの険道でもなく

少々期待はずれ。しかし県道133号は、ところどころ舗装がグズグズの険道らしい道でした。

こういう道に臆することなく入っていける・・・そういう意味で賀曽利先生は250㏄がちょうどいいと言っているのでしょう。ちなみに絶景ではないので、ライダーとは一台もすれ違わなかったです。絶景ロードや爽快コースも楽しいけれど、私はこういうほぼ林道を、のんびり流すのも嫌いではないのよね。森林浴みたいな感じがして。虫が嫌いで動物も怖いけど(笑)。

ここからは県道45号で菊池渓谷を経由して大観峰方面に走りました。菊池渓谷を経由する県道45号は何度も走っていて、片側1車線の細くテクニカルなコースでVスト向き・・・いやKTMの390 DUKEなら最高に楽しい道なのですが、3連休ですから遅ーいレクサスのテールを拝みながらの走行でした。仕方ないよね・・・と、わかっていてもZRX1200RやドカティST-4だとイライラしていまうのですよね。Vストだと「まぁいいや」って気になるから不思議です。Vストはそもそも速くないからだろうけど。

阿蘇スカイラインはいつ来ても景観が素晴らしい。日本の絶景ロードで選ばれるだけはあると思う。ですが

ご覧の通り交通量が多すぎて・・・まぁ有名な道のほとんどは、早朝でもない限り、リッターバイクでも、ポルシェでも、BMWのアルピナでも、Vストでも、サンバーでも大差ないのですよね。観光バスも走っているわけだし。

なので、連休のやまなみハイウェイなんてイライラするだけなので、迂回の意味も兼ねて県道30号で長湯温泉を経由しての帰宅でしたが・・・やはりクルマが多かったですね。天気の良い連休なんて、やっぱり250㏄で十分かもね。なんなら125㏄でもいいくらい。
先日交換した高級オイルのインプレですが・・・うーん、カブほどの効果は感じられませんな。おそらくいままで入っていたオイルは安物の鉱物油だと思います。それと比較するとカストロールのPOWER1 RACING 4T 10W-50は雑な感じがなくなると思います。ですが、それは鉱物油から合成油との差・・・だと私は思いますね。そしてそんなの微々たる違いでしかないと思います。だからコスパを意識するならホムセンの800円/ℓのオイルでも問題ないと思う。
でも私は当面はカストロールを使っていきます。個人的に合成油のフィーリングが好きなのと、カストロールは手頃な価格だしホムセンで購入できるのも大きい(笑)。私のオイルに対する考えなんてこの程度です。3000円/ℓを超えるような高級オイルは要らない派ですので。
いやーバイクに乗っていなかったからか、久々に思いっきり走ったような気がしましたが、計算するとトータル220㎞ぐらいなんですね。私は300㎞ぐらいは走ったつもりでしたが(笑)。でも一般道で220㎞だからそこそこの疲労感があって、ギアチェンジのしすぎで左足の太ももの裏が痛くなったりして、こういうのもクルマと違って楽しいよ。いっときは「バイクはもういいかな」とさえ考えましたが、やっぱりバイクの運転は面白いです。
やっぱり体力が続く限りライダーでいようと思います。筋トレ頑張ろう(笑)。
そうなんですよ。「車でも楽しいし危ないからもうバイクはいいかな~」って思う時もあるんですがツーリングしてみると「やっぱこれだな、車じゃこうは感じないんだよな」ってのがあるんで未だにライダーしてます。
筋トレ頑張ろう。
やっぱりバイクは良いですよね。クルマはどこまでいってもクルマで、オープンカーでもバイクと同じにはならないのですよね。バイクのツーリングって、目的がバイクに乗ることで、行き先なんか実はどこでも良かったりするんですよね(笑)。
Vストにしてから、以前のカブのようなツーリングを楽しんでいます。酷道や険道の探索もなかなか楽しいです。ただね、たまさんが言っていたように、もう少しパワーは欲しいところ。最近はKTMの390アドベンチャーが気になっています。160㎏で44PSはやばいでしょ。Vストより軽くハイパワー。残念なのはシート高が855㎜のところ(笑)。
国産メーカーもこういうの作ったらいいのに。いやいや買いませんけどね。