水曜日にVストを取りに行って、週末の土曜日は晴れ。それじゃー行きますか。初のツーリングはどこがいいかな?やっぱり阿蘇や九重がいいかな?やまなみハイウェイを全開で・・・も悪くないな。でも、私はVストでトコトコ系ツーリングがしたかったので、まずはVストのその適応力の確認をしたかったので、初ツーリングは耶馬渓方面にしました。

9:30に出発し、R500で耶馬渓へ向かいます。R500は別府から安心院あたりまでは普通の道ですが、そのままR500で耶馬渓方面に向かうと

だんだんと山村の県道のような道になり

最終的には、ほぼ林道といえる酷道になっていきます(笑)。Vスト・・・いいねーこういう道。まず、乗車姿勢がこういうところに向いていると思う。車体の重量バランスが良いからか、低速コーナーも曲がりやすい。で、ギア比がこれまた良い。1速が歩く程度までの速度に対応するし、2速が急勾配がついたヘアピンに合っていて、3、4速が見通しの良いコーナーに最適。ついでにふにゃふにゃクラッチがとっても楽(笑)。大型バイクでこういうところを走ると疲れるのですよ。重いから低速でバランスを取るのも大変だし、基本的にこういうところを走ることが前提ではないから、ギア比も、エンジン特性も、スピードレンジも合ってないと思う。
いままで乗ったバイクの中で、こういう道を走るのはVストが一番楽しいと感じました。カブも悪くないのだけど、やっぱりパワーがないし、ギアも4段しかないので、Vストのが断然向いている。このR500のこの区間で偶然にも同じVスト250のライダーに会いました(笑)。やはり考えていることは同じなのか。
ランチはこちらで軽ーくいただきました。

ハムとかソーセージを製造・販売していますが、ホットドックもテラスで食べられます。オーダーはこちら

ホットドックのセット(ドリンク付き)で500円と単品でホットドックの400円です。手前がパセリウインナーで奥があらびきウインナーです。お味の方ですが、とても美味しいです。あらびきも悪くないけど、私はパセリがささりました。ただね、パンはとても普通なんですよね。☆4つ。ソーセージは美味しいと思うけど、パンやケチャップなんかもこだわって欲しいところ。でも、モスバーガーと金額的に差が少ないので、そこまで期待してはいけませんね。
続いて美味しいコーヒーをいただきに行きます。本日はこちらが目的です。裏耶馬渓経由で険道を走ります。

裏耶馬渓も絶景ですね。

この県道702号もときどき細くはなるものの、険道というほどではないのですが、この先の県道624号は

アドベンチャー乗りの私には最高ですよ(笑)。これがVFR800Xだったら、この時点で私は泣きが入りますな(笑)。お店はさらにとんでもねー山奥にありました。途中で道を間違えてUターンしたのですが、Vスト・・・最高すぎる。ハンドルの切れ角が大きくて、で、ここでこのローギヤードの1速が大活躍ですよ。エンストする気がしない(笑)。このためのローギヤードではないのかと思うくらい(笑)。扱いやすいなぁ。
お店はこちらの豆岳珈琲さんです。

そして駐車場は砂利(笑)。これも重量級の大型バイクだと嫌なんですよね。足元がすべるから押し引きはドキドキものだし、下手すりゃサイドスタンドがめり込んでいくし。
こんな山の中のコーヒー屋さんなんて誰が来るの?と思いましたが、けっこうお客さんがいらっしゃいました。よくクルマで来るよね。私ならサンバーやジムニー以外ならお断りですよ。ちなみにオーナーのクルマは、小カングーのMTでした。やるな。この時点でコーヒーの味に期待できる(笑)。
小カングーに乗っているだけあって、店内もお洒落さんでした。

メニューはこちら

オーダーは、みのたけブレンドと豆岳ブレンド、そして三角プリンも頼んでしまいました。

山の中だから涼しいし、山並みが絶景でした。そして、この絶景の中でいただくそのコーヒーも実に美味しい。こだわりの焙煎って感じがします。私は少し酸味が強いかなと感じましたが。この味で350円はもう特価といってもいいと思います。プリンも地元の卵とか牛乳とかにこだわっていて美味しい・・・とは思うけど、このコーヒーに甘いものなら、チョコレート系のもののが合うのではないかな。☆5つ。コーヒーが好きな人はおすすめです。また、Vストで飲みにこよう。
おすすめではございますが・・・デカい高級車は微妙ですね。だって付近はこんな道ですから(笑)。

ここからは県道702号と県道43号を走って玖珠に向かいます。

県道43号は広めの舗装林道って感じですが、リズミカルにコーナーを抜けられてなかなか楽める道ですね。

こういうところもVストは、3、4速を主体にしてブチ回して走れて楽しい。私はタンデムでもパワー不足は感じませんね。R210に出てR387を小国方面に向かい宝泉寺温泉の近くのこちらの温泉に入っていきます。

生竜温泉 七福さんです。コロナの影響があって、休業日が多くてなかなか入れなかったのですがこの日は営業中でした。ご利用は、家族湯の利用で60分1500円です。温泉はマスクを着用しないので、私は感染対策として一般の入浴施設は極力ご遠慮している次第です。

泉質は単純温泉で、無色透明で無味無臭の少し特徴に欠けるお湯ですね。私はてっきり近くにある宝泉寺温泉のヌルスベ系の泉質かと思いましたが、それよりも少しあっさり系でした。宝泉寺温泉に行ったのはいつだったかな?と思い、昔のブログをみてみたら
http://nanchattelife.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-6f53.html
2015年だから7年前でした。7年も前だったか・・・おっさんになると時が経つのが早くなりますね。当時はランクルに乗っておりました。私はヌルスベ系だったと思っていたのですが、7年前なので記憶も曖昧だし、ブログにも何も書いていないから同じ泉質かもね(笑)。一回ごとにお湯を入れ替え式だから、衛生的だし、半露天でしたし気持ちよくふやけました。おすすめです。
帰り道は、定番のR210から県道11号で湯布院経由で別府に向かいます。本日の最後のテストランはこちらです。

私の定番のテストコース。どんな道かというと

ライダーならアドレナリンがあふれ出る道です。

もちろん私もVストを全開にしてみました。私はタンデムでも一般車をごぼう抜きですね(笑)。もちろん10000rpmぐらいまで回しています。まぁ私たちは、二人合わせても体重が105㎏未満という軽量ってのもあると思いますが。
もちろん、ZRX1200Rのような圧倒的な加速はありません。しかし、このへんでやめとくか・・・の領域までは出ますね。Vストを軽自動車の全開レベルと揶揄している人もいますが、本当にVストをきっちり回して乗っているのだろうか。
250㏄クラスのバイクはクルマに例えるなら、1600㏄(通称テンロク)クラスだと私は思う。今はないけどね(笑)。比較対象が古くて申し訳ありません。代表的なのは、漫画にも出てくるトヨタのAE86です。クルマ自体はたいして速くないのだけれど、運転手が上手だと速く走らせることもできるクルマ。テンロクのクルマは、扱いやすいパワーで、軽量でバランスが良くコントローラブルなのです。だから、初心者には初心者なりに楽しめ、ベテランにはコントローラブルだから限界付近で走らせることもできるのです。
クルマの性能を満喫するなら、排気量があり、パワーモリモリの日産のZやスカイライン、トヨタならスープラなんかが刺激的だと思う。スポーツタイプの大型バイクもそんな感じではないでしょうか。道幅が広く、道も整備され、対向車も来ないサーキットで乗り比べれば、テンロクなんかよりもZやスカイラインのが圧倒的に速いしおもしろいと思います。
そんなテンロクは、公道で遊ぶのがちょうどいいと思う。この感覚がVストにはあると思う。同じ250㏄でもCBR250RRは、例えるならEK9シビックtypeRみたいなもの。Vストは・・・そうだなVTECとかMIVECとかのないC53Aミラージュ

って感じかな。いちいち古くてすいません。ラリーでよく使われていて、当時はパワーが足りないと言われていたけど、車体に安定感もあってすごーく乗りやすかった。私はこの後のCJ4Aミラージュをラリーで使いましたが、このC53Aとは全くの別物でした。このクルマで三菱車のファンなったと言ってもいいくらいです。今の三菱のクルマにそのスピリッツがあるかどうかは知らないけど。ですが、当時の私はAE101とマーチRのラリー車で、実は妻が乗っていたんだけどね(笑)。
一日乗ってみて・・・私にはVストでも十分でしたね。大型バイクのようなパワーはなくなりましたが、その代わり得たものは今の私には大きい。やっぱりね、賀曽利先生が一押しなだけはあると思う(笑)。「やっぱりバイクって楽しいな」と、心からそう思いました。賀曽利先生ありがとう。おかげでライダーを継続することができました。Vストで後悔ないです(笑)。
褒めちぎったVストですが、少し問題があります。妻も初めは「スクーターみたいで楽」なんて言っていたが、後半で「お尻が若干痛い」と言ってきやがった。ちなみに私も同じ症状(笑)。これ、カブと同じような痛みが襲いかかります。たぶん、シート幅が細いからではないかな。ここも大型バイクとは違います。カブもそうだけど、気軽さとのトレードオフだと思えば仕方ないのかも。
それからまだ体験はしていないけど、おそらく高速道路は100㎞/h程度の巡行になる・・・ことだと思う。本来なら100㎞/hも出るなら、問題にはならないはずだけど(笑)。このためにスプロケットの変更をしている人も多いみたいだけど、やはり私は今のところ変更するつもりはありません。スズキさんのテストライダーは、このエンジンの特性、Vストが得意とするコース・・・それを熟考しての14Tの選択ではないだろうか。と、私は思います。

この大排気量アドベンチャーと比べてもその差は「ちょっと」だと言ってよい・・・この言葉にウソはないです(笑)。
バイクへのパッションが低下していたこの私が、来週はどこへ行こうかな?と思うくらい、ツーリングに出たくなる良いバイクだと思います。
自分の用途に合った楽しめる相棒に巡り合えて良かったですね。私も至極の一台を探し求めてますが未だに巡り合えてません。だから散財してしまったんですがね。
て言うかさ、今回のtomozoさんに刺激されてちょっと気になってたLY125FIって怪しげなバイクがとっても気になって気になってしょうがなくなったんだけどどうしてくれるんだよこれ。妻に誓ったからもう増車出来ないんですよ。でも空冷ロングストロークの4ストで動弁系はOHVでしかもクラッチ付きのロータリーミッションの5速とか聞いただけで興奮しまくりでしょ? たまらんて。たまらんのですよ私は。あ~困ったな~。
自分の用途というより、歳をとってスピードを出してアドレナリンを放出させるだけでなく、バイクでぶらぶらする方が楽しくなった・・・こういうことですね(笑)。
LY125FI、拝見しましたよ。たまさん、125㏄フェチですか?(笑)。カブ2台だけでなくGN125も乗っていましたよね。私は125㏄はやっぱりパワーが足りないと思ってしまうのですよね。タイカブで稚内から自走して言うのもなんですが(笑)。でもLY125FIのコンセプトってなんだろう。実用車ってことなのかな。OHVってのも今どきのホンダにしては珍しい。日本ではクソ高いカブを売っているけど、こういうの販売して欲しいですね。
ちなみに私は、250㏄って面白いなぁ・・・と思って、セローの225なんかどうかな?と思ってます。いや、買わないけどね(笑)。
イイ感じですネ~。 やっぱり オシリ 来ましたか。タンデムだと ソロ時以上に 座骨(ビニール座面の椅子に座ると座面に出来る凹みのところ)に振動からくる痛みが増していると思います。 現在 サイクリストとの二股となりつつお二人なので 兼用で 一度 「サイクルインナーパンツ」を試してみては。 最初は違和感が有るけど バイクに乗り 尻圧をかけると違和感はなくなります。 座骨部にパッドが集中しているので簡易ゲルザブ状態です。特に自転車のサドルでは 違いが格別なので ¥2000-程ですが 無駄な投資にはならないと思います。 と なれば アシストミニベロでの走りからも 700cのロードバイクライフも楽しめますよ~。
地味にお尻にきました(笑)。この痛みはカブで経験済み。ですが、カブまで酷くなりません。サイクルインナーパンツ・・・ちょっと考えてみます。
Vストタンデムでも十分楽しめるようですね。良かったです。
わたしスポーツサイクリングの経験は40年近いです。
MACさんのおっしゃるインナーパンツも持っておりまして
一日中乗るときは履いて出かける時もあります。
下着のパンツは履かずこれの上にライディング用のパンツ履くといいと思います。
私も250㏄では物足りないだろう・・・と思って敬遠していたのですが、実際に乗ってみると意外にも十分な性能なんですよ。ビビりました。元々クルマに追いついたら即追い抜くような運転はしませんから、250㏄でもよかったのだと思います。
皆さん、お尻が痛いのですね。いや知らなかった。私はお尻が痛いバイクは、カブだけだったのですよ。もちろん自転車は60㎞も走ると痛いですが(笑)。インナーパンツは考えてみます。
こんばんは。
チョッと拝見していないうちに買い換えが進んでいてビックリしました。
すみません、見に来なくて。
私もVストローム250は気に入っています。
スズキのバイクって、写真で見るとカッコ悪いけど実車は結構いい、というのが多いですね。
実車を見ると「これで250cc?」と思う程大きいし、とても乗りやすそうです。
でも、昔250ccで妻とタンデムしていた時代がある私には、
歳取ってタンデムしなくなったらこのバイクがいいな、という感じです。
V7になってから、低回転からグイグイ進む感覚が快感になっていますし。
でも、tomozoさんのところでは高速道路を走る機会も少ないでしょうし、
のんびりとタンデムツーするのは良いバイクではないでしょうか。
車検も無いしですしね。
いろいろ考えたのですが、結局Vストにしました。
私は大きな排気量のクルマやバイクで低い回転で走るより、ガンガンブチ回して乗るタイプだから、このくらいでちょうどよいかもしれません。今のところですが(笑)。
走るところも結局このバイクでも問題ないのですよね。名の通っているような峠なら常に遅いクルマもいるわけで、だいたいが法定速度程度だし、クルマに追いついたら即追い抜いていくようなライダーではありませんから。
で、舗装林道に入るなら、ハンドルの切れ角が大きくローギアたから大型バイクより全然扱いが楽です。確かに柄は大きいですが、重量バランスが違うからそこは大型バイクとは雲泥の差です。常識的な速度域なら、Vストのが扱いやすいと感じました。
問題は高速道路だろうと思います。ですが、平地なら100㎞/h程度の巡行は問題ないと思います。たぶん談合坂の登りなどは、パワーがない・・・と思うはず。しかし、ツーリングの全体の工程を考えれば、そんなのはほんの一部なので、そこは目をつぶろう・・・今のところ、そう考えています。今のところ(笑)。
オフ車っぽいのは初でしたが、こういうのいいなぁ・・・と思っています。今のところ(笑)。
本当は、バイクも数種類持てれば不満が無いのですけどね。
私は今まで多くの排気量・車種に乗ってきましたが、どれもそれなりの魅力がありました。
1万6千回転回る250cc4気筒も乗ったし、2stのバイクも乗りました。
若い頃は、XLRやセローで林道キャンプツーリングをしたりもしていたので、
たまに無性にオフ車にも乗りたくなりますが、もう首都近郊に未舗装路が殆どありません。
アメリカンタイプだけは、腰痛持ちの私には合いませんでした。
昔は「あれも乗りたい、これも乗りたい」と思ったものですが、
今は、どうしても乗ってみたくなるような機種が殆ど無いのが寂しいところです。
オフ車も乗っていたのですか。たくさんのバイクを乗ってきているから経験豊富ですね。
私は今回初めてややオフ車っぽいのに乗りましたが、食わず嫌いだったなぁと思っています。なのでセローが欲しいなぁ・・・と思うのですが、ダートに行くのか?と問われれば、「いや行きません」と即答なので、やはりVストで十分かなと思っています(笑)。
私はクルーザータイプが楽だから・・・と思っていましたが、Vストに乗って考えが変わりました。これが一番楽でした(笑)。私は教習車のポジションがベストだと思っています。それなのに、教習車に似たバイクってないのですよね。不思議ですよね。
私もどうしても乗りたいバイクは旧車しかありません。それ以外なら、Vストでいいと思っています。今後はどんどんEVに替わっていくのだと思いますので、いつまでライダーでいられるか?を考えてしまいます。