玄界灘ドライブ

本当は「車中泊 IN 玄界灘」というタイトルになるはずだったのですが、天気予報は曇りの予報でしたが、驚くほど日差しが強くて気温が高く、あまりにも暑かったので帰ってきてしまいました(笑)。

さて、今の私はバイクに対するパッション(情熱)が少なくなっています。もうバイクはいいかな?と自問自答しておりました。でもやっぱりバイクの運転は好きだし、やっぱり手元になにか残したい・・・この気持ちがまだ残っていることを否定できない。それならば、もっと気軽に乗れてさ・・・やっぱ、もう一回カブがいいんじゃないかな→でもなぁ・・・カブはタンデムがなぁ。それならスクーターでいいじゃん、荷物もたくさん積めるし、おまけにTMAXなら速いしさ→うーん、でもなぁ・・・いくらなんでも高すぎるよ。その金額を払ってまで乗りたくないんだよね。そもそもあんな装備もいらねーし。それなら250㏄のスクーターがいいじゃん。フォルツァ(MF10)みたいなギミックがあればきっと楽しいよ→うーん、そうかなぁ。そうかもしれないけど・・・と、ここらへんで思考が停止中でした。

お友だちのたまさんは複数台バイクを所有していて、セローでツーリングしているのを見て・・・ふと思いました。やっぱりクラッチがあってさ、ガチャガチャ変速してさ、それでいて気軽に乗れてさ・・・ああ、これだな。セローがいいじゃん。むしろ今の自分にはセローが合っているのではないか。そうだ!セローおじさんになろう(笑)。あっ、それなら、どうせならツーリングセローがいいな。よくわかんないけど気持ちが盛り上がってきたぜ。キャンプもしないし、林道も舗装しか行かないけど(笑)。たまさんにはドゥ―ビルと同じくかぶって申し訳ないけど。

でも私には問題があった。

しなやかなサスペンションのおかげで、オンロードでも、ダートでも楽しくタンデムできます・・・とてもそうには見えないんだけど(笑)。私たち夫妻はモデルの人たちと比較すると、一回り小柄で体重も全然軽いと思うが、それを加味しても楽しくタンデムは無理があるだろ(笑)。と、思いながらググってみると、意外にもタンデムで楽しんでいる夫妻もいらっしゃるみたいですね。

それでもセローは止めておきますが、今の私のバイクの方向性が見えてきた・・・かな。そんなわけで、遠くまでバイクを見に行くバイタリティーは今の私にはありませんが、九州で完結するなら悪くないな・・・で、玄界灘で美味いものでも食って、車中泊していろんなところを見て、そのついでにバイクも見るなら・・・で、ようやく重い腰をあげました。

天気予報では曇りの予報だったし、出発の7:10ぐらいの別府では、小雨がパラついていたので、暑くないしちょうどいいな・・・なんて思いながら、北九州方面にサンバーで向かうと、あれ?中津あたりからかなりの晴天ですよ。で、田川を過ぎたあたりから、どんどん気温が上昇している感が出てきました。

ランチのお店には11:20ぐらいに到着しました。

魚料理の店 達(だるま)さんです。こちらのお店は人気があるので、前日に予約をしてお伺いしました。

それにしても、た、た、高いなぁ(笑)・・・と思いましたが、お店は妻が選んで、しかも予約までして、「来てみたかった」とまで言っている。私としては、この後にバイクを見に行くわけだし・・・黙っていよう(笑)。それに口コミの評価も高いし、たまには贅沢するのも悪くない・・・ということにしておこう。バイク見るわけだし。

オーダーはこちら

寿司定食と

刺身定食の一番安いものにしました。それでも1800円もしますが。そのお味の方なんですが、こちらのお店はひじょうに口コミの評価が高く、予約しないと入れないようなお店なのですが、私には田舎の割烹料理屋の味・・・そんな気がしますなぁ。私は東京出身だから、基本は江戸前寿司なのですよ。江戸前ってのは、単に新鮮ってだけではなく、ひと手間加えているのです。こちらのは新鮮なだけ。技は感じないですね。で、新鮮さの勝負なら、大分の刺身のが美味しいと感じます。私はね。それでいて1800円・・・☆4つ。不味いわけではありませんからね。でも、ちょっとがっかりだったなぁ。玄界灘の魚ってネームバリューがあるけど、大分のが美味しいと思うのは地域愛が出てきたのだろうか(笑)。

それでは、今度はティニーのご機嫌もとるために散歩でも行ってみますか。

海沿いの道がステキでした。

ここをバイクで走ったら・・・気持ちいいだろうなぁ。いやーバイクに乗りたくなりましたよ。おっ!だんだん気持ちが盛り上がってきましたよ。やっぱりバイクを降りるのは止めておこう(笑)。

そして、糸島と同様にこのエリアにもお洒落なカフェが多いですね。今度は海鮮ものではなくカフェ系に行ってみようかな。

目的地のはまゆう公園には12:45あたりに到着しましたが・・・あ、暑い。

あまり期待はしていなかったのだけど、素晴らしい景観でした。大分とは違う雰囲気ですね。

ここも恋人の聖地なんだとか。これ、どこにでもあるね(笑)。

海が本当にキレイ。関東でこんなところがあったら、人でごった返していますよ。やはり九州は素晴らしい。有名な観光地に行かなくても感動がある(笑)。

妻もティニーも満足したところで

車中泊の予定地の道の駅むなかたを見学し、いよいよバイク屋さんに行きました。バイク屋さんまでは、ここから30㎞ぐらい走ります。ここまでエアコンなしで走りましたが、暑くてもう無理。今シーズン初のサンバーのエアコンをスイッチON。購入してから2回目のエアコンの使用です。

前回の記事でサンバーのノッキング(チリチリ音)について、RR(リアエンジンリアドライブ)のため、冷却効率に無理があるのでは・・・と書きました。エアコンを入れるとさらに悪化する恐れがあり、ビビりながら走ってみると・・・あれ?チリチリ音がない。ははーん、エアコンをONにするとECUがガソリンをリッチにする・・・のではないかと思われる。ということは、ECUの設定に問題がある・・・と思われる。冷却不足ではないかも・・・ないかもしれません。サンバーのエアコンは効かないなんて噂されていますが、私のサンバーはエアコンもそこそこ冷えますね。

バイク屋さんに到着して、目的のバイクとご対面。私は中古車選びのプロ(自称ですが)ですから、ネットの画像から想像した通りのナイスな個体でした。「ちょっと考えさせて」の言葉を残し、とりあえずバイク屋さんを出発です。

時間も15:30ぐらいだったから、温泉にでも入って早めに道の駅に戻ろうと思いましたが・・・たぶん外気温が27℃はあったと思います。気温もさることながら日差しが強いので、盗難覚悟で窓全開にしても、とてもではないがティニーを車内に残して温泉に入るのは危険。で、日陰のある温泉にしようと探したのですが、都会の人は知らないと思いますが、田舎にはビルや高い建物がないし、地下駐車場もない、店舗の下が駐車場ってもの少ない・・・田舎には日陰ってないんですよ(笑)。いや、マジで。

それならサンバーにエアコンかけっぱなしでティニーを置いて・・・私はそれほどサンバーを信頼していないのよね。いや、できないと言った方が正しい(笑)。気になって温泉なんて入っていられない。クソ暑い中、市街をグルグル走ったのが辛かったのか、妻も日陰で休みたい・・・と。あらら。でも田舎には日陰がないんだっつーの・・・と、心の中で文句を言いながら探していたら、ビバホームの看板に屋根付き駐車場有りの文字を発見。とりあえず、そこで休むか。

そのビバホームにはドトールコーヒーも入っていて、美味いアイスコーヒーでかなり気分も回復したが、妻は「今日は帰りたい」らしい。い、今から・・・ですか。全然従いますよ。だってバイクを買うから(笑)。頑張ろうぜ!サンバー。

椎田南ICまでは高速道路を使って、そこからはR10のバイパスをゴイゴイ飛ばし、道の駅なかつで休憩と夕飯を調達し、さらに宇佐の山の中もゴイゴイ飛ばし、なんとか我が家には19:20に到着。ちょっと頑張ったなサンバー(笑)。

で、なんのバイクを見に行ったかといいますと

バイクはこれ。Vストローム250です。色はこれ

2019年モデルで走行距離が2300㎞。ABSはなし。立ちごけキズなし。サイドパニア付き。ワンオーナーで、このお店で新車販売し、出戻りした個体。要するに得体の知れないネットオークションからの仕入れではない、出所がわかっている個体。もちろん、取説や車載工具もある。おまけに完全ノーマル。価格は56万円。間違えなく極上品だし、お買い得だと思いました。「お買い得」この言葉に弱い私は、ついつい買ってしまいました(笑)。その動機については、後の記事で私の見解を述べたいと思ってます。

2008年から2022年までの14年間にわたって、大型バイクを乗り継いできました。しかし、ここで私は大型バイクではないバイクを選択しました。

まずは報告まで。

投稿を作成しました 180

玄界灘ドライブ」への5件のフィードバック

  1. オーっと びっくり‼ コレできたかーって感じです。
    ちなみに 過去 250タンデム歴って? 有りましたっけ。 4ストツインのタンデム経験が無いのイメージがなかなかわかないけど・・・。 カブでのタンデムが有るから 大丈夫かな~?
    当方と妻は TR125、RD250、ハスラー250、SR400、VF750セイバーからVANVAN200と 全てタンデム有りで来ましたが 250が2ストだったのであまり4ストのイメージが有りません。VTR250では あえてタンデムしたことが無い・・・(妻が要望してこない)
    妻も若い時の尻で最後 VFで 20年以上のブランク後のVANVANは老いた尻が正直でアウトでしたからNT以外は自分のリヤシートとは1mmも考えていない様です。

    次回 選択した経緯を含め 楽しみにしています。

    1. 250でのタンデム歴はありません。というよりも、250は購入したことさえありません(笑)。乗ったことがあるのは、大学生のときに友人のVT250F、父のビラーゴ、ああ・・・思い出した、父の後ろでGX250ってのもありました。
      Vスト250は動画を拝見する限りだと、あまり問題ないように見えました。本当ならセローおじさんが希望で、セローにタコメーター付けてがいいなと思いましたが、タンデムするとなると・・・ちょっとね。お互い厳しいと思ってやめておきました。

      MACさん同様に、道の駅で新型のバイクやピカピカのハーレーやBMWを見せびらかしているように見える人たちと、同じライダーではあるもの一緒くたにはされたくないのですよね。後の記事にも書くのですが、しばらくは酷道とか険道とかを探索して楽しもうかなと考えています。Vストは私にとってはセローですから(笑)。

  2. 「ちょっと考えさせて」じゃなかったんですね。
    予想の通りセローでのタンデムは厳しいです。一番の原因はシートがフラットで前後長が短いんですよ。その点、Vスト250は正解だと思います。Vストのギア比がGSR250Sと同じだったら異常な位にギア比が低いので発進から3速までのギアチェンジがせわしないですよ。私はスプロケットを1丁上げてましたがこっちの方が具合良かったです。
    ただね、大型のトルク感を知ってるtomozoさんがVスト250で満足するかと言うと疑問だな~。むしろセローのように低速から「ドン」と加速するようなエンジンの方が飽きないような気もしますが・・・。納車前に不吉な事を言ってすいません。すいませんついでに2年以内・・・いや、1年以内に乗り換えるに100兆ジンバブエドル賭けちゃおっかな~。

    1. いやー動画を観る限りでは普通に走っているように見えるのですけどね。でもGSR250Sに乗っていたたまさんが言うなら、少しだけ嫌な予感もしますね。やってしまったかな(笑)。といいますか、たまさんがGSR250Sを乗っていた時から、ちょっとだけいいなと思ってました。色がブルーじゃなければ(笑)。いつもかぶってて申し訳ありません。
      スプロケ交換は定番っぽいですね。でも、私は基本的にトップスピードより加速重視ですから、しばらくはノーマルでいってみます。それから私は基本エンジン回す派ですから、3、4,5速がクロスしているらしいので、ブチ回しながら楽しむつもりです。

      私にとってVストはカブの延長線上にあります。ソロなら完全にツーリングセローでした。走るステージも、フルバンクさせるようなところではなく、険道や酷道なんかを走ろうかなと考えています。今は大型バイクに乗りたくなったら、レンタルすればいいんじゃないか・・・と考えています。今のところ・・・今のところですが(笑)。

  3. たまさんに1票 ‼
    経過などをまだ確認できていなかったので 失礼だと思って書き出さなかったのですが・・・
    「最後のバイクが この先また選べ 楽しみが残りましたね。」を削除していました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る