車中泊 IN 糸島 前編

妻はふなっしーのファンなのです。そのふなっしーが、博多でコンサート?というかファンの集いみたいな興行をするらしい。それのチケットを取っておりました。私にはこういう気持ちがいまひとつわかりません。 私は血気盛んな少年期の時でさえ、アイドルにも興味が薄く(ほとんどない)、ましてやコンサートとかに行った経験なんて友人の誘いを断れずに行った2回だけ。と言いますか、大好きなクルマやバイクのモーターショーでさえ、確か2~3回しか行ったことがない強者ですから(笑)。

そんな私は、もちろん妻には「ソニック(特急列車)にでも乗って行ってこい」と返事しておりました。ところが妻は「ふなっしーの講演は1時間ぐらいだから、車中泊で糸島に行ってさ、博多で元祖博多めんたい重を食べるってのはどうよ」とぬかすではありませんか。むむむ・・・V7で紅葉ツーリングでも行こうと考えていましたが、糸島は常々一度は行ってみようと考えていたし、妻にしてはなかなか良いプランではないか。仕方ない・・・ふなっしーには全く興味ありませんが 、一緒に博多についていってみよう(笑)。

糸島は九州の中では今ホットスポットなので、私もお洒落なレストランでランチをいただきます。なので、そこから逆算して8:00ちょっとすぎに出発しました。別府ICから高速道に乗るのは、遠回りな気がしてもったいないので湯布院ICから乗って、贅沢にも福岡都市高速も使って今宿ICで降りました。ETCの土日割引も再開しましたし、普通車より安い軽自動車なのでお得な感じがします。

糸島は九州では人気のあるビーチスポットという触れ込みでしたので、関東で例えるなら湘南の七里ヶ浜みたいなのかな?と想像していましたが、それほどギラギラ感があるわけでもなく、中高年にも恥ずかしくないところでした(笑)。

ランチのお店はカレント さんにしました。お店は1990年創業ならしく、糸島が今のようになる前からあるレストランだそうです。妻は人気のあるお店と言っていたので、ランチが始まる11:30のドンピシャに到着したのですが・・・あれ?2~3組しかいませんよ。しかもホームページの印象だと、若い人たちのデート向けな雰囲気が漂っていたので、底辺の中高年である私たちは浮いてしまう・・・と思っておりましたが

確かにお洒落なお店ではありましたが、お店にも中高年の方がいらっしゃいましたし、わりと同年代の人も来ていたので安心しました。だけど

貨物の軽バンで来ているのは、私たちだけでしたが(笑)。どうみても激安の定食屋が似合います。

メニューを拝見すると

うひょー・・・お、お高い(笑)。さすが糸島のお洒落なレストランですな。オーダーは

小エビとアサリのオイルソースパスタの単品と

糸島華豚と赤鶏のグリルのセットメニューにしました。セットにはサラダとパンがついてきます。

さてそのお味はですが、セットメニューの方は、サラダにカルパッチョもあったり、グリルも糸島産の食材にこだわっているしで、お値段が高いだけあってお上品な味付けで、とても美味しいと思います。特にパンは自家製で、レジでも販売しているだけあって、これは激ウマですね。パンが一番美味しかったかも(笑)。それに対してパスタは美味しいには美味しいけど、あまりオリジナルティを感じられず、申し訳ないですが普通な感じ。市街地なら1000円ぐらいでもいただけるのではないだろうか。☆4つかな。ちょっとお値段が割高に感じます。

これはお店の場所代だよね。

お高いランチをいただいた後は、桜井二見ヶ浦の夫婦岩方面に行ってみました。こちらはビーチにテラスがあったり

いろんなお店があったり

夏は若い人たちで盛り上がるのではないだろうか。今はこちらが方が人気なのかもね。こちらの方にもお洒落なレストランが何軒かあるし。ここまでに来る途中に

なんだか賑わっているお店があったのでそちらも寄ってみると、天上卵という卵を作っている糸島ファームハウスさんが運営するUOVOさんというお店でした。ここは若者のデート利用率が高い感じですね(笑)。それにしても九州って、養鶏場をやっている方がこういうお店出しているのが多いですね。関東ではこんなにないのではないだろうか。で、九州のこういうお店には必ずソフトクリームを売っているのですよね。

もちろんいただきます。ミニサイズで350円でした。お味はね、基本的にはカスタード系の味にはしているのですが、ミルクの味も残っていて、これ激ウマです。『当店のソフトクリームに使用している卵は、産みたて新鮮な「天上卵(有精卵)」を、ミルクは自然豊かな福岡県糸島のまじめな酪農家が作る「伊都物語」をふんだんに使用。』だそうです。私も九州でいただいたソフトクリームではNo.2だと思う。ソフトクリームが好きな皆さま、とてもおすすめです。なんだか糸島は、なにを食べても美味しいなぁ。

ここからは

海岸線を走りながら、またいちの塩製塩所「工房とったん」に向かいます。工房までは、少し手前に駐車場があり、そこから4~5分歩いたところにありました。ティニーのいい散歩になりました。

名物の塩プリンをいただきました。

食ってばかりで申し訳ありません。お味の方は、確かに美味しいと思うけど・・・別に塩にしなくてもよいような気もしますなぁ(笑)。普通のプリンとしても美味しいと思います。ここは駐車場で300円が必要なので、塩プリンが400円もするから合計700円。糸島はなんだかお金がかかりますなぁ。その塩の味はどうなのか?と言いますと、私には普通の塩(笑)。差が全くわかりません。

糸島には日本酒の酒蔵があるそうなので、そちらも寄ってみました。杉能舎(浜地酒造)さんです。

九州の南の方は焼酎しかありませんが、福岡は日本酒の蔵がけっこうあります。気温の問題なのでしょうかね。こちらでは日本酒の他にも、クラフトビールやパンなども販売しておりますので、日本酒にあまり興味が方も寄ってみても面白いかもしれません。ですが、その日本酒は私には微妙。私は越後杜氏派ですから(笑)。

明日は博多に用事があるので、糸島あたりで車中泊したいところですが、糸島付近には道の駅がないのですよね。なので

少し遠いのですが、佐賀県のひがしせふり温泉に向かって走ります。そしてその近くの道の駅で車中泊といたします。ここがなかなかのワインディングで、サンバーが唸ります(笑)。で、前回の宮崎では感じなかったのですが、激しく勾配が付いているワインディングをじっくり走ると、やっぱりジムニー(JB23)に比べてパワーがないですね。VIVIOなどのDOHCなら・・・と思いますが、そこは何らかの理由があってのSOHCなのだろうから・・・仕方ありませんね。

ただ、エンジンが4気筒だからバイクのエンジンみたいだし、またRR(リアエンジン、リアドライブ)だから、ジムニーよりエンジン音がうるさく感じません。また、サンバーは重量バランスが良く、そしてホイールベースが短いから、サクッと向きを変えるので舗装路ならジムニーより私は好きですね。ドアンダーの味付けでないところも私好み。だから、いまどきの軽自動車と比較するとパワー不足でも、やっぱり運転は楽しい。これが大事なのですよ。だって、例えレクサスだろうが、ベンツだろうが、BMWだろうが、高速以外の一般道を常識的に走る限り到着時間なんて5分も変わりませんから。

それでは、ここらへんで後編へ続きます。

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車中泊 IN 糸島 前編」への2件のフィードバック

  1. 「ふなっしーの講演は1時間ぐらいだから、車中泊で糸島に行ってさ、博多で元祖博多めんたい重を食べるってのはどうよ」
    こんな具体的な遊びの提案をしてくれる奥様が羨ましい。
    遊びなら予定通りに行ってもハプニングがあっても無事に帰宅さえすれば全部「良かった」になりますからね。

    後編もお待ちしております。

    1. あれ?遊び企画は全部たまさんですか。でも、なにも企画していなくても、中古のカメラだから上手く撮れないのでしょうけど(笑)ステキな写真を撮ってくれたり、もう二度と自販機で飲み物買わないと理不尽なこと言ってみたり、私はステキな奥様だと思いますよ。
      次は奥様企画で、旅行してみたらいかがでしょうか。温厚なたまさんでも・・・いやいやかなりのハプニングがあって、良かった探しに拍車がかかると思います(笑)。

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