やっと出番だV7

暑い。いつまで続くのだろう・・・この暑さ。八ヶ岳へのドライブは夏バテ中ではありましたが、私にとっては最優先事項だったので気合いと根性でなんとか乗り切りましたが、その後の週末はステイホームに徹しておりました。コロナウィルス感染拡大での自粛ではなく、またもや夏バテでなんですが(笑)。

それでも別府は自然豊かだからか、ニュースで取り上げられるようなところよりはいくらかマシで、40℃近くまで気温が上がることもなく、しかも最近ではやっと朝晩の気温が落ち始めました。吹く風もどこか秋風を感じるようになり、夏バテが続いた私もやっと回復してきた・・・してきた気がしました。では、そろそろV7で行ってみようかな・・・という気力が私にもやっと訪れました。7月には豪雨、8月は猛暑&夏バテで、乗らなくなってからすでに2ヶ月が経過してしまいましたから(笑)。

29日の土曜日は久々のライディングにあたり、洗車、ハンドル回りの微調整、タイヤのエアチェックを行い、30日の日曜日にはかるーく阿蘇方面に行ってみることにしました。出発は9:20すぎ。今回は黒川温泉の近くにある、人気のレストランでランチをいただくため早めに出発しました。家を出発する時からすでに暑かったのですが、別府ロープウェイまで上がってしまえば・・・あれ不思議。わりと涼しいではあーりませんか。8月もバイクで走れば涼しかったかも・・・とこの時点では思いました(笑)。

そのままやまなみハイウェイに入ると、いやぁー切る風が涼しくて気持ちいい。あーやっぱり大型バイクは最高だよ・・・とこの時はまではそう感じました(笑)。

ライダーもたくさん出ていましたね。ライダーだけでなく全体的に交通量が多い気がしました。

ニュースではコロナウィルスの感染者数の毎日報道をしているけど、以前のような自粛の呼びかけは少なくなった気がします。それが反映されてこの人出なんでしょう。こうなると、初めの緊急事態宣言も必要だったのだろうか?・・・疑問だなぁ。なんだか振り回されているような気が・・・気がしてなりませんな。まぁ私もコロナで自粛ではなく、夏バテでステイホームしていただけですけど(笑)。

ランチのお店には11:20に到着しました。

トレパッソさんです。ミシュランガイドの熊本・大分特別版にも掲載された、ピザが美味しいお店です。イタリアンなお店なだけあって、イタリア産のV7がとてもお似合いです。

こちらのお店は、オーダー時に「お料理が出るまで40分かかりますが、宜しいでしょうか?」と、あらかじめ言われました。おそらく丁寧に作るのをポリシーとしているのでしょう。時間に余裕があるグルメな人向けですね(笑)。

また、お店が小高いところにあって景観もいいです。しかも窓全開でも暑くないよ。山は涼しいなぁ。料理が出る前から気に入りました(笑)。

オーダーは、アマトリチャーナ1100円と

マルゲリータ コン サラーメ1400円で、ミラノサラミがトッピングされているピザです。

さて、そのお味はですが・・・これは激ウマだわ。ミシュランガイドに掲載されるだけはありますな。厚めの生地なんですが、チーズ、オリーブオイル、トマトソースのバランスが素晴らしすぎる。これにミラノサラミの濃い味トッピングが、ものすごく合う。まだ東京に居た時・・・と言いますか田舎暮らしをする前は、こういう食べ歩きが趣味ではなかったので、きっと東京にはもっと美味しいお店があるのだろうが、甲信地方で食べたどのピザより美味しいと思う。私はね。このピザと比べてしまうと、パスタはこれはこれで全然美味しいのだけど普通な感じがしてしまいますね。☆5つ。結局1時間以上滞在となりましたが、それだけの価値がある味だと思います。

時間も12:30近くなってしまいましたが、とりあえず菊池渓谷に向けてR212を大観峰方面に走ると

ところどころに雨の痕跡が(笑)。聞いてないよぉ~。食後のコーヒーを頼むと高いので、レストラン北山の自販機でコーヒーブレイク。

暑いなぁ~ってほどでもないし、景色も良い、山に入ってしまえばツーリングもそんなに辛くない・・・と思ったのはここまで(笑)。これから菊池渓谷まで行ってしまうと帰りが遅くなってしまいそうなので、菊池渓谷はあきらめてここで折り返しました。菊池渓谷方面の空は夕立が来そうな感じだし。

行きと同じR212を逆戻りし、小国町の街に入ったら、あれ?なんだか暑い。V7の気温計も34℃をマーク。レストラン北山から20㎞しか離れていないのに、この気温差はなに?(笑)。それでも我慢してR387に入り、ぬる湯で評判の、そのまんまの名前の奴留湯温泉共同浴場に向かいます。

ぬる湯に浸かってさっぱりしようと思いましたが、ここで妻が痛恨のミス。小銭がない。おまけに近くにお店が全くない。ここでウダウダしているだけで、汗が噴出しております。ぐぬぬ・・・もう止めた(笑)。ぬる湯は入りたいけど、ここは暑くて無理。同じ山の中なのにR387はなぜ暑いんだ(笑)・・・そうか標高の問題か?ではもう少し上にある亀山の湯に行こうではないか。きっと涼しいはず。

で、来てみました。あれれ?あんまり変わらない・・・V7の気温計は32℃(笑)。34℃よりは、いくぶんマシなくらい。

こちらのご利用は家族風呂だけで、お値段は50分1000~2000円と他と比べればリーズナブルなお値段です。もちろん私は1000円の野ぎくにしました(笑)。

泉質は泉質単純温泉(アルカリ性単純温泉)で、無色透明で無味無臭でお湯に特徴は少ないのですが、アルカリ性でPH値も7.8あるからスベスベ感はあります。お湯の温度も熱めだからこの時期はちょっと厳しいけど、山のいで湯って感じがあり癒されますなぁ。お値段も安いし、アクセスも良いからまた行くかも。おすすめです。

15:00も回ったので、ぼちぼち帰りますか。今日は暑さを対策で、ジェットヘルにメッシュのスニーカーといった軽装なのに、山の中なのにR387は暑いよ・・・暑すぎる。常に34℃をマークしてますよ。玖珠に出てR210を湯布院に向けて走るのだけど・・・ここも殺人的な暑さ。このR210はつい先日まで、7月の豪雨の影響で通行止めになっていて、その代わりに大分自動車道が一部無料で通行可能でした。つい先日にR210は通行可能になったものの、片側通行規制だらけでかなり待ちが長い。空冷大型バイクで外気温が34℃・・・まるで拷問のようでした(笑)。やっぱり大型バイクの、外気温30℃以上でのライディングは私には無理。

前回のライディングでもクラッチが辛い病が発症したので、要因をいろいろと考えてみました。加齢もあるだろうけど、やはり鎖骨骨折の影響もあるような気がして調べてみると、そのような内容が書かれているサイトもありました。クラッチ付きのバイクは、先端技術のアシスト&スリッパ―クラッチが入っていないとダメかも・・・と考えるようになり、あまり興味がない分野でしたが、一台気になるバイクがありました。

ホンダのX-ADVです。私の使用目的に条件が悪くないし、最新技術、装備品もてんこ盛り。過去に乗っていたホンダのドゥービル(NT700V)もしかりなんですが、私はどうやらイタリアホンダのデザインに弱いらしい。お値段お高めなところもドゥービルに似ています(笑)。クラッチ付きはあきらめて、これ新車で買っちゃおうかな・・・と思い、いろいろなインプレを徘徊しましたが、ずいぶん賛否両論があるバイクですね。

私も懸念しているのは、基本的にはスクーターなので、すぐ飽きてしまう・・・そんな気がしてしまいます。私は16歳でバイクの免許を取得しましたが18歳で乗らなくなり、今をさかのぼること17年前にスズキのスカイウェイブ400で再びバイクに乗り始めました。

今見るとあんまりカッコ良くないなぁ(笑)。便利だったし、リターンするにはちょうど良かったのだけど、バイクの運転に慣れてきたら、パワーが全然足りなくて飽きてしまったのですよね。それでも2年ぐらいは乗ったかな。あれ?他のバイクと変わりませんね(笑)。現代のX-ADVとでは、パワーも違うし、その走りは段違いだと思います。コンセプト自体も別ものだから、一緒にしちゃダメなんだとは思います。でもね・・・それでもどうしても、スカイウェイブとカブってしまうんですよね(笑)。ほら・・・ブレーキ操作とかも同じじゃないですか。

今回は、V7のクラッチの遊び幅やレバーの角度を念入りに再調整して、200㎞程度を走ってみました。全然辛くないか?と問われればそれなりにキツイのですが、きちんと調整すればなんとか我慢出来るレベルでした。ただし、自分好みのレバー位置にすると、ミラーが全く見えませんけど(笑)。ここはなんらかの手を打たなければなりません。

バイクって、単なる移動手段ではなく、運転を愉しむ要素が強いじゃないですか。X-ADVの車重、お値段、操作感、ビジュアル的には悪くないとは思いますが、なんとか乗れるのであれば、濃い味なV7ほどの魅力は薄いなぁ・・・と感じました。私にはスーパーツアラーのタイカブ(ドリームX)もあるしね。でも気軽で便利で疲れない、ついでにたくさん荷物が積めて、おまけに手間がかからないのはX-ADVですけどね。

アシスト&スリッパ―クラッチの入ったバイクで乗りたいのもないし・・・V7がもう無理って時に、もう一度考えますか。とりあえずX-ADVは保留(笑)。

投稿を作成しました 185

やっと出番だV7」への4件のフィードバック

  1. スリッパ―クラッチって凄いメカですよね。
    ストリートツインも900のトルクがあるのに原付並みに軽いんですから。
    X-ADVいいじゃないですか。
    私も快適なタンデムツーリング用に前身のインテグラやスカイウェイブ400、650を真剣に検討してましたもん。
    でもその場合はソロ用に遊べるもう一台が欲しかったので経済的に諦めたんですよ。

    1. スリッパ―クラッチのおかげで、体力のない人も大型バイクに乗れるようになると思います。ただし、それはある意味で事故のリスクを先送りしている気もします。私もたまさんほどではないにしても、大型バイクの乗る為だけに筋トレをしています(笑)。特に握力は前腕筋が大事です。クラッチが辛いってのは、腕の力ないんじゃないの?って事であって、昔だったら250でも乗ってろよ!って事ですよね(笑)。全体的に体力が衰えてきたのにスリッパ―クラッチに頼り、大型バイクに乗るってのは、新聞を賑わせている中高年のバイク事故の要因の一つだったりするような気もします。
      そんな私にX-ADVはありかな?と思いますが、私も経済的な問題で大型は一台だけ。たまさんと同じく、ガチャガチャとギアを変えながら、ニーグリップして倒し込んでいきたいんですよね。そして試しに買ってみるには、ちとお値段が高い。やっぱり保留で(笑)。

  2. こんばんは。
    猛暑の中のツーリング、お疲れ様でした。
    暑いだけで疲れますよね。
    以前、代車でスカイウェイブ250に乗りましたが、
    やはり車輪径が小さいのでゴトゴトするし安定性がイマイチなことや、
    スクーターに慣れてないので股の間にタンクが無いと不安でした。
    何かで振られたら横に落っこちそうで・・・(^^;)
    X-ADVは車輪径が大きいので安定性がありそうですが、
    同じHONDAのNC750XとかにあるDCT付きはダメなのでしょうか?
    私も握力が弱くクラッチレバーは指先ではなく指の根元の方で握るので、
    それに合わせてV7のクラッチレバーの位置を合わせると、ミラーが下向いてしまいます。
    今はギリギリのところで調整してます。

    1. 暑いですよね。今年はとても堪えました。地球温暖化が要因なんだから、環境省も少しは対策しろよ!と思いますが、日本は経済最優先だから期待は出来ませんね(笑)。
      いろいろなバイクを乗ってしまうと、スクーターは利便性が高いけど犠牲にしている部分も多いと感じてしまいます。がたぱしゃさんのような、長年バイクを趣味にしてきた方だとなおさらではないでしょうか。
      私がX-ADVに魅かれたのは、一にデザイン、二に新しいジャンルかも、三に先端技術や装備品がてんこ盛り・・・です。NCはデザインが好みではありません。V7の時も考えましたが、NCに乗るならW800にしよう、でもW800ならV7のが良くね・・・ですから(笑)。
      がたぱしゃさんのⅢはわかりませんが、私のはクラッチのつながる位置が近めで、遊びを増やすとかなり近くからつながります(実はかなり時間をかけて調整しました)。だから、レバー位置を少し上げてなんとか我慢出来る状態です。他の方のブログを拝見すると、ワイヤーを変えたり、潤滑剤でメンテしていますが、あまり効果がない模様です。こんなものなんでしょう。イタリア人との体力の差かも。V7のOHVらしい路面を蹴る感じが好きなので、自分を強化する方向で延命したいと思います。ちなみに、ミラーの調整はミラークランプってのが汎用品ですがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る