はげの湯温泉 くぬぎ湯

骨折した2月17日から48日が経過し、いままで通りではないものの生活に不自由さを感じる事がなくなりました。3月30日の検診でも肩の可動範囲は良好で、おかげで次の検診も一ヶ月先となり、後は経過の確認のみとなりました。

こうも順調に進むと「カブならもう平気なのではないか」と思うようになりました。我が家はガレージからクルマを出す際には、カブを出さないといけないのですが、少し前なら押せなくてエンジンをかけていましたが、今や普通に押せます。

そして今週末の4月6日は晴れ。気温も20℃超えといった絶好のバイク日和。むむむ…2ヶ月間は養生しようと心に決めていたのですが…我慢出来ずに行ってまいりました。もちろんカブですが。

カブとはいえバイクは久しぶりなので片道60㎞程度にし、10:00ぐらいに出発しました。気温は20℃を超える予報ですが、別府の朝は意外にも冷え込みます。まぁ八ヶ岳の時に比べれば、初夏と思える温度ですけどね(笑)。

いざ乗ってみると、やはり普通に走れました。別府ロープウェイまで来ると、別府市街とは気温が違うのか、まだ桜が咲いておりました。

湯布院まで来るとやや寒い(笑)。気温で16℃ぐらいでしょうか。

春になったからか、湯布院の街は観光客であふれていましたね。別府から湯布院に向かう県道11号は、けっこう急勾配の峠道なので、我がタイカブで走れるか少々心配しておりましたが、全然余裕でございました。法定速度を下回るようなシチュエーションは全くありません。よく考えれば、八ヶ岳の大門峠も普通に走っていたのだから当たり前ですけどね。ただし、上手く走らせるには少しコツが必要ですが。

混んでいる湯布院の街からR210に出て、九重町の町役場の近くにあるこちらのお店でランチをいただく予定でした。ちょっと早めの11:00に着きました。

11:00から開店と書いてあったのに、全く始まる気配がないのでお店の前に行ってみると

いつもの臨時休業でした(笑)。最近、一段と臨時休業に当たる確率が高くなった気がしてなりません。今回なんて土曜日で、しかも観光案内所に併設されているレストランでですよ。これも私の一つの才能でしょうか(笑)。

仕方がないので、まだ12時までには時間に余裕もあるし、県道40号と県道680、621号でやまなみハイウェイの長者原にあるお店に行ってみます。

九酔渓のあたりはタイトな峠道ですが、クルマも多いしタイカブでも普通に走れます。まぁちょっとコツがありますけど。

着いたお店はこちら

レストハウスやまなみさんです。昔からあるドライブインっぽいですが、今風にリニューアルされており、モンベルショップなんかも店内にありました。

古いカワサキのボイジャーのおっさんに「110じゃきついんじゃないの」と言われ、めんどくさいので「まぁなんとか」と返事しましたが、乗った事ないんでしょうね。たぶん。一般道を一般常識に基づいて走るだけなら何も困らないはずです。むしろボイジャーの方が、私はたいへんだと思いますけど。

席から見える景色はアメリカっぽくて、日本とは思えない感じでステキすぎます。アメリカに行った事はありませんが(笑)。

せっかくなので九重”夢”ポークをいただく事にしました。

ロースかつ膳と

生姜焼き膳をお願いしました。お味の方ですが、美味しいですねぇ。どこらへんに九重”夢”ポークの良さが出ているのかは全くわかりませんが(笑)。ロースかつは、一般的なとんかつのようなサクッとした感じではなく、どちらかというとカツレツみたいにカラッと仕上がっていて、これはこれでとても美味しいと思います。生姜焼きも味濃いめですが、水っぽさがなく上手くタレが絡まっていて美味しいです。☆4つ。今はこういうドライブイン的なところは少なくなってきていると思いますし、またこういったところのレストランはたいてい不味いのが定番ですが、ここは懐かしい感じが…そう、昭和の美味しいレストランの味がします。おすすめです。

やまなみハイウェイは少しだけ走りましたが、北海道を思い出すような素晴らしい景色です。こんないい陽気なのにクルマが少ないのも素晴らしい。ここが家から1時間なんて…別府はやはり私にちょうどいい。

県道40号と県道680号で宝泉寺温泉に出て

給油してからR387ではげの湯温泉へ向かいます。途中で大分県から熊本県になります。

はげの湯温泉はR387から少し入ったところにあり、今回は全室家族風呂のくぬぎの湯に入ります。

料金は50分で800円~2000円のお風呂を選べるシステムです。社会の底辺層である私たちは、もちろん一番安い800円の内湯で、おそらく高額になるほど大きな露天風呂ではないかと思います。お風呂に行きコインを入れると

このようにお湯が入り始めるので、新鮮で清潔な感じがして、私は実に素晴らしいシステムであると感心しました。まぁ湯量がハンパではないから可能なんだと思いますが。

泉質は 単純硫黄泉、含硫黄ナトリウム塩化物泉 で、無色透明ですがほんのり硫黄臭があり、少しヌルヌル感もある素晴らしいお湯です。こんないいお湯を貸切で…これは贅沢すぎるわ。温泉をじっくり味わいたいと思っている人には、温泉の良さもわからないうるせーガキや、湿布を貼ったまま入る爺さんがいないし、家族風呂はなかなか良いシステムではないでしょうか。甲信地方にはなかったけどね。ここまで褒めちぎりましたが、たぶん加水はしていると思います。泉温は92~97℃ですので。おすすめです。

湯上りはなかなか汗がひかず、しばらく休憩していたら待ちのお客さんを呼ぶアナウンスが…口コミで知ってはおりましたが、やはりかなり人気の施設なので、夕方は覚悟して行った方がよろしいようです。

帰り道は少し回り道も考えましたが、そこはまだ完治したわけではないので、R387→R210→県道11号のド定番コースで帰宅しました。県境をまたぎ熊本県まで行ったのに、1時間30分で家に着きました。市街地で暮らし、2時間もかからないでこんなステキな温泉に来れるなんて、やっぱり別府を選んで間違えなかったと思います。故郷の東京からじゃ考えられません。

別府に移住してからカブはもっぱら近所の足で使っておりましたが、長野の山岳路と比較すればさほど勾配がきついわけでもないので、案の定ツーリングでも普通に使えました。もちろんバイクらしい加速とか、安定のあるコーナリングとかはありませんが、交通の流れに合わせてのトコトコツーリングならタイカブで充分だったりします。

SR400を考えた場合、真っ先に思い浮かぶのはパワー不足ですが、カブでも何とかなるんだから、SRの馬力があれば普通に走って当たり前ですよね。でもなぁ…カブは「カブという乗り物」って割り切れるんだけど、もう一台のバイクは今の年齢のうちに乗れるバイクに乗った方がいいような気がします。悩みますね。どちらにしても完治するのはまだ先だから、今はバイクを見に行っても仕方ないので我慢するのみです。なぜかって?見に行っても肩に負荷をかけられないから、肝心の取り回しの確認が出来ませんから。

とりあえずカブは不自由なく乗れたので、完治するまではカブでぶらぶらしてみます。まぁカブで充分なんだから、カブだけでもいいような気もしますが…そこは唯一の趣味なので、6月ぐらいを目安に考えたいと思います。楽しみだなぁ(笑)。

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はげの湯温泉 くぬぎ湯」への2件のフィードバック

  1. いつもの臨時休業でしたか。見た瞬間に大笑いです。
    妻に報告すると「またなの? 一緒に出かけたら大変な事になりそうだね」
    と感心してますが「そこ、感心するとこじゃないから」
    俺と一緒だから今まで程度の臨時休業で済んでるって安堵するとこだから。
    ですよね?

    1. 今回は慣れている私でさえ驚きましたよ。たまさんにはまだまだ追いつけませんよー…と言いたいところですが、今回で明らかに追い抜いた気がします(笑)。
      たまさんのブログのサブタイトル、もらっていいですか?

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