日田焼きそば 

別府は12月に入ってもさほど寒くもなく、先週の月曜日なんて夏日を観測する異常事態でしたが、週末になって一転し極寒になりました。なので、またもやとてもバイクに乗れません。走っているライダーを見かけますけどね(笑)。

バイクがダメとなるとクルマの出番ですが、フリードは板金修理に出ていますので、今週は代車で来たスバル ステラで行ってみました。レンタカーだから、たぶんスタンダードグレードだと思います。

ダイハツのムーヴと兄弟車ですね。こういうのを運転するのは、過去に半年で売ったキャロルの5MT以来かも。

日田には日田焼きそばたるご当地グルメがあるらしいので、B級グルメをブログのテーマにしている私としては、行かないわけにはいきません(笑)。という事で、今週は日田に行ってみました。

9:30に我が家を出発し、県道11号を湯布院方面に走ります。県道11号はカーブが多い山道で、おまけに登坂車線もある急勾配が付いていますが、スバルのステラは普通に上ります。坂道でもエンジン回転は4000rpmぐらいしか上がらないし、加速時にキーンという音もしたので、てっきりターボ車だと思いました。遅かった関西ナンバーのホンダのヴェゼルも登坂車線で抜いたし。

しかし、ついさっきステラをググってみたら、なんとターボ車はRSグレードのみで、他は自然吸気なんですよ。か、考えられない…し、信じられない。数年の間に、こんなにも軽自動車は進化したのでしょうか。これなら軽自動車でも動力的には全く不自由がないでしょう。って言いますか

このK11マーチ(1000ccの) より速いと思います。たぶんですが。褒めちぎりましたが、質感はこれ以上にないくらい安っぽくて、服に例えたらユニクロ以下。ホームセンターレベルです。特に足回り関しては、これでテストドライバーはOKしたのか…というレベル。ダンパーの容量が少ないのかピョコピョコはねて落着きがなく、荒れた路面は「トラックですか?」と感じます。エンジンは乗っていたキャロルよりビビるくらいに進化していますが、コーナーリングは言っちゃなんですが大差なしで軽自動車の王道でした。

今のクルマは上っ面だけ良く出来ている感じがしますね。動力性能や安全装備、直接触れるシートだけコストをかけて、操る部分はコストダウンで進化なし(笑)。まぁ購入者の層が、ここしか見ないだろうから、これでいいんでしょうね。

県道11号で湯布院に近づくと

山の頂上付近には雪が…そして外気温は0℃。真冬はこの道は通れないですね。スタッドレスには替えませんから。

湯布院からはR210で日田に入り、11:00には到着してしまいました。ランチのお店はこちら

日田の市役所の隣りにある天龍さんです。

日田焼きそばでは有名店で、色紙もたくさん飾ってありました。有名店だから混むかもと思いましたが、思いのほかガラガラでした。

オーダーは、一日40食限定の椎茸焼きそばと

ノーマルな焼きそばにしました。

そのお味ですが、特徴があって美味しいとは思います。思いますが、焼きそばっていうよりもやし炒めじゃないの。かた焼きそばともやしの量が同じくらいに感じます。椎茸焼きそばは煮物の椎茸をONしているだけで、限定ですがあえて椎茸にする必要を感じられません。私はですが。その焼きそばの味付けはソース味で普通ですが、一緒に出てきたスープがとんこつ風に見えますが、さっぱりした味でとても美味しいです。☆3.5ですね。確かに特徴はありますが、富士宮焼きそばほどの華やかな味はない…と思います。

日田にはサッポロビールの工場と、いいちこで有名な三和酒類の日田蒸留所があります。水が美味しいのでしょうか。今回はいいちこの日田蒸留所に行ってみました。

大手飲料メーカーらしいキレイな工場でした。

インスタ映えするように、いろんなグッズがありました。私はインスタはやっておりませんが。

工場見学の後は、直営店が設けてあるので覗いてみました。お約束ですね。いろんな種類のいいちこがラインナップされておりました。いいちこは全国で販売されているからもちろん飲んだ事もあり、なんとなくいまさらここで買うほどではありません。それより大分では小さい蔵でも焼酎を作っていて、しかもそれが激ウマなので、あえていいちこを飲む機会はほとんどありません。って言うか、大分の人は飲んでいるのかな(笑)。

驚いたのは、ここのメーカーはワインや日本酒も作っているんですね。私は運転がするから飲めないので、代わりに妻が日本酒を試飲しましたが…やっぱり甘口みたいです。別府周辺で日本酒の地酒は、八鹿や西の関しかラインナップされません。こちらのメーカーが辛口と呼ぶお酒も、私からすると甘口なんですよね。日本酒は新潟や信州のスッキリしたのが口に合うので、日本酒はめっきり飲まなくなりました。豆腐と同様に食文化が違います。

続いて豆田の街並みも散策してみました。

大分は本当に古い街並みが当たり前のように残っておりますね。理由はだいたい察しがつきますが。

こちらは建物の中も無料で見学出来ます。元は歯医者さんだったみたいです。

タイムスリップ感がハンパではありません。関東近郊なら人気の観光スポット間違えなしですね。この古い街並みの中には酒蔵もありました。

直営店もあります。

妻はここでも新酒を試飲し、ここのは美味しいって言うので、一番安いのを買って家で飲んでみると…やっぱり熱燗が合うお酒でした。長野のお酒が恋しいです(笑)。

ランチのお店に寄る時に、お豆腐屋さんを発見したので立ち寄ってみました。

期待出来ないだろうなぁ…と思いながらも絹とうふを買って、湯豆腐でいただきましたが…う、美味い。なんだ、ひょっとしてスーパーで買うのが不味いのか…美味しかった反面、謎が広がりました(笑)。

温泉も日田で人気のあるこちらにしました。

琴ひら温泉 ゆめ山水さんです。豆田の街並みから車で10分程度です。人気の温泉施設みたいですが、なんだかラムネ温泉と同じ予感がしましが、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーなどもあり、清潔感はいまいちですが我慢出来るレベルです。ご利用はお一人様600円とちょい高め。http://www.kotohira-onsen.com/

泉質は塩化物・炭酸水素塩泉で、無色透明で無味無臭で、ぬるぬる感がある、こちらも山のいで湯系です。施設は露天風呂のみで、源泉かけ流しで使用されています。極寒でしたが、お湯が熱めだから体が温まればシャワーも使えます。いいお湯ですが、おんせん県大分はなんだか泉質のバラエティーに欠ける…ような気がします。

山方面の温泉は、成分は違うかもしれませんが、だいたいがツルスベ系。海方面の付近は塩系です。別府だけは特別で、いろんな泉質が点在します。これに対して長野県は硫黄系、鉄系、ツルスベ系、モール系、炭酸系など、行く先々でバラエティに富んでいて面白いのです。湧出量や源泉数は大分県は日本一ですが、温泉巡りの楽しさは長野県に分があるように感じます。これからいろんな温泉に入ると、考えが変わるかもしれませんが。

帰り道はR212でR10に出て、修理が仕上がったフリード引き取ってを帰りました。スバル ステラから乗り換えると、バカにしていたフリードが上質に感じました(笑)。確かにステラでも、クルマとしては必要最低限の機能的に充分ですが、これはないですね。私には。

今回は「フリードは贅沢なんだ」が理解出来たのが、自分としては修理に出して一番の収穫です(笑)。

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日田焼きそば 」への5件のフィードバック

  1. 友蔵さん。
    昨年日田に豪雨被害の泥かきに行ったことは前書いたと思います。
    この琴平温泉に入りました。この露天風呂の一段上がったところにゲストハウス縁というところがありできて間も無くでしたが社協に紹介していただいて二泊しました。格安にしていただきました。
    ゲストハウスに泊まると露天風呂は無料でした。
    またゲストハウスの並びに10棟の家族風呂がありました。
    ここから阿蘇に走ったんですが家族風呂形式のお湯が多くありました。
    日田焼きそば。地元の人に伺うとみんなそれが名物とおっしゃいますが本当は昔からの良いものがあるんじゃないかなあ。
    おっしゃるように初めて名を聞く焼酎は美味しかったです。

    1. そうですよね。ボランティア活動で行かれたんですよね。豆田の街並みも被害にあったのでしょうか。もしそうなら、そうは見えないくらいキレイでした。
      最近は異常気象が多いから、私も少し心配です。九州は台風直撃も多いですし。

      焼酎は素晴らしいですよね。麦焼酎がこんなにも美味いのか…って感動しました。まだまだ知らないことばかりなので、これからディープなお店に行ってみたいと思います。

  2. 友蔵さん。
    わたしが行った時は7月末でしたので豆田が浸かった風には見えなかったんですが薫長さんの酒蔵を行った時。浸かったので酒蔵は見学できませんと言われました。
    あの前の川は筑後川水系で古い時代から暴れ川と言われていて水害の多い川だったみたい。それ故に水運が盛んで江戸時代には天領となっていたと理解しています。
    1日は薫長さんより少し上流に行きました。支流が溢れてあっという間に床上浸水したそうです。この上流で一人亡くなってました。
    2日目は中心街から車で1時間かかるJR日田彦山線 沿いの大鶴というところに行きました。
    ここはNHKで何度も写された福岡県朝倉市の少し下流ですが甚大な被害で一階床上浸水。中には二階まで水が入って土台ごと流されたうちもありました。
    朝倉にはダム建設の話があったのですが民主党政権の事業仕分けで無くなったと聞きました。

    そうそうこにあたり7月末で連日35度超えて地獄のように暑かったです。

  3. こんにちは、以前コメントさせていただきました、ランクル70に載っている大分の岡本です。とうとう別府に来られたのですね!別府での新しい生活ワクワクでしょう。私も実家は別府で、友永パンの近くです。もうすぐ鶴見おろしという、強烈な冬の風が、別府に吹いてきます。
    そんな時は、とても温泉の有り難みが分かります。別府生活エンジョイしてくださいね!

    1. 別府移住は難航しましたが、めでたく10月に移住してしまいました。図書館の目の前の友永パンもすでにいただきました。歴史あるお店にビビリましたが大人気ですよね。
      別府の街はコンパクトにまとまっていて、カブで不自由しないところが気に入っています。鶴見おろしですか。私も冬になって感じましたが、南国だと思っておりましたが意外にも寒いんですよね。これは誤算でした。
      大分県は田舎道になると、北海道並みのハイペースな交通の流れですよね。これも誤算でした。長野の田舎でさえこのペースはないので、利便性の高いフリードにしてしまいました。失敗でした。エンジョイするにはハイパワー車が欲しいです(笑)。

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