阿蘇パノラマライン

一年間でバイクを乗るのに一番適しているのは何月?の質問をされたなら、私なら6月と答えます。理由は、日中は気温が20~25℃と暑くもなく寒くもなく、そして日が長く18時すぎまで明るいからです。9月も捨てがたい気もしますが、9月は日が落ちるのが早く、山で夕暮れになったらいきなり気温がグーンと落ちこみ、メッシュウェアなら凍死の怖れがあるから、やっぱり6月が最高だと思います。

しかし、6月は梅雨に入るから、週末に晴れになる確率はそう高くありません。金曜まで大雨警報が出ていたものの、週末の土曜日は予報通りの晴れ。行くしかないでしょ。この日にバイクに乗らないのはもったいなさすぎる。では絶好調のV7でどこに行こう・・・こんなバイク日和は、ゴールデンコースの阿蘇に決まっている。誰がなんと言おうが阿蘇しかないよ。という事で阿蘇を満喫してきました。

9:30に我が家を出発し、ルートはド定番の県道11号から県道52号へ

別府は24℃はありましたが、山に入ったら19℃。バイク日和・・・なはずでしたが、思ったより寒いじゃないですか(笑)。メッシュウェアの下にデニムシャツで挑みましたが、ウェアの選択を完全に間違いました。さらにウィンドブレーカーを着こみました。県道30号に入って水の駅おづるで一息入れ

のどかな県道131号→県道40号

で、ラストはR57で阿蘇市内に入りました。

国道を避けたのが功を奏して、少々寒かったものの気持ち良くブッ飛ばしましたので

なぜか11:30に阿蘇の市街地にあるランチのお店に到着してしまいました(笑)。

いままでも何度が阿蘇には来ていますが、こちらの旅路 さんはいつも行列が出来ていて気になっておりました。待ちを覚悟していましたが、早めに到着した甲斐があって、意外にもサクッと席に着くことができました。ちなみにお店を出る頃にはガッツリ行列になっておりました。

店内は、民芸料理店らしい観光地によくある感じですね。

オーダーは

だご汁定食と

単品でホルモン煮込みをお願いしました。

二人とも定食でも良かったのですが、私は前世がフランス人なので(本当に占ってもらっております)、煮物、漬物、とろろ等の、いわゆる和定食の小鉢ものが一切食べれません。子供の頃からの筋金入りの偏食でございます(笑)。なので食品ロスの観点から、こういうのは頼まないようにしています。幼少の頃から好き嫌いは体に良くないよ・・・と言われ続けられましたが、健康診断の判定はいまだに常にA判定(笑)。ジャンキーでも全然ノープロブレム(笑)。

で、お味の方はといいますと、だご汁は人生初で、山梨のほうとうみたいな品を想像していましたが・・・私には味噌ラーメンの味にしか思えない(笑)。味噌ラーメン味だからか、とても美味しいです。しかし・・・ここで素朴な疑問が。だご汁がこの味なら、熊本の人は東京で味噌ラーメン食べたら「だご汁やないの」となるのだろうか(笑)。ホルモン煮込みも、関東では名が通っている群馬の永井食堂より、私はこちらのが好き。山賊めしは、個人的な問題で特に評価なし(笑)。☆5つ。人気店なだけあってレベル高し。しかし、だご汁はどこでも味噌ラーメンの味なんだろうか。これは疑問。次回は他店で食べてみます。

いったんR57を戻って、県道40号を走ります。

どうですかこの道。交通量もほとんどないし、阿蘇は素晴らしいなぁ。県道135号に出たら、ほぼ林道だったのでそこはゆっくり通過し

そこからR256に出て、阿蘇パノラマラインへ。

阿蘇を満喫するために温泉は

こちらの地獄温泉 青風荘に入る予定でしたが、パノラマラインからは道路が通行止め。私にはよくあるパターン(笑)。行くにはかなり遠回りになるので、次回へ持ち越しとします。

それにしても、この道をV7で走るのがすげぇー気持ちいいなぁ。ハイパワーだと危ないから私にはV7がちょうど良い(笑)。

景観もすげぇ。牛が自由ですよ。北海道にも負けていません。

やまなみハイウェイより素晴らしい・・・と思うのは私だけかな。

草千里ヶ浜を通過し

阿蘇山の噴火を横目に

阿蘇駅方面に向かいます。向こうに見えるのは大観峰でしょう。浅間山や万座の二倍以上のスケールだよ・・・この道なら何度走っても飽きない自信があります(笑)。

地獄温泉は残念でしたが、セカンドプランで阿蘇駅のすぐそばにあるこちらの温泉に立ち寄りました。

阿蘇坊中温泉 夢の湯さんです。現在、施設の破損によりしばらくの間休館ならしいですが、土日だけ家族湯は営業しております。ご利用料金は1500円。貸切の家族湯にしては激安ではないでしょうか。

泉質は、ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で、少し白濁して、硫黄と鉄系が混ざったような・・・群馬の鹿沢温泉の匂いに似ている素晴らしいお湯でした。ただ源泉は熱めなので、時折水でクールダウンする必要がありますね。以前に立ち寄った阿蘇乙姫温泉 湯ら癒らよりもおすすめかも。

道の駅 阿蘇にも寄って15:45ぐらいに出発。帰り道はやっぱりやまなみハイウェイ。

ここもやっぱり気持ちいいなぁ。

温泉入る前から、多少クラッチ握れない病の症状が出てきましたが、終盤はかなり辛かった(笑)。それでも17:20には家に到着しました。阿蘇駅から自宅まで距離は約90㎞で、タイムは1時間40分・・・ちょっとアクセル開けすぎですかね(笑)。もう少し空いていたら90分切ったかも。V7調子良すぎ。

2007年に八ヶ岳で田舎暮らしを始めたので、故郷の東京を離れて早や13年。私が田舎暮らしを始めた理由の一つに、クルマやバイクをヨーロッパのように思いっきり乗りたい・・・という思いから東京を離れました。私が八ヶ岳南麓で生活を始めた頃は、その願いも叶って充実度も高かったのですが、後に田舎暮らしが流行り、さらには山登りやキャンプなどのアウトドアの流行り、さらには車社会が加速し毎週末中央道は大渋滞、ついでにおっさんハーレー軍団を筆頭にリターンライダーの増加・・・etcで、首都圏にほど近い山梨、長野の週末の交通量は増えるばかりで、私はうんざりだったし、どこか冷めて行きました。それに、山梨、長野の冬は厳しく、クルマでのスノードライブは楽しいですが、それに引き換えバイクは11月~4月後半の約半年間は、道路の凍結も考慮すれば、実質乗れないのと同じでした。

そして生活ステージを別府に移した訳ですが、別府は私にはかなり理想に近い生活です。ツーリングスポットも、その雄大さも、関東甲信越とはレベルが違います。阿蘇周辺なら北海道と同じ気分で走れます。別府はその阿蘇まで2時間のアクセスで行ける。もっと近場でも耶馬渓や九重もある。晩秋なら国東半島でも楽しめる。冬だって、山に上がらなければ普通にバイクに乗れる。人口密度が関東周辺から見たら全然少ないから、博多でも行かない限りSTOP&GOの繰り返しも少ない。クルマやバイク好きなら、これ以上の環境が他にありますか?・・・ありますね。東北とか北海道とか。北海道はライダーの聖地だけあって、人口密度も、自然の雄大さも、食材も美味しさも、上を行くような気もしますが・・・バイクは夏だけでしょ。年間を通じて考えれば、私は断然九州のがライダー向きではないかと思う。

別府では「なんで大分なん?東京のがええやん」とよく言われますが、東京は生まれ育ったところではあるものの、私の趣味を考えると、住んでいなければならない合理的な理由が見当たりません。私は、社会での出世競争も早々に脱落したし(笑)。仮に、時間に追われ、誰かに勝って、それなりの財を得たところで、私の持論では「人生は壮大な暇つぶし」です。どうせ暇つぶしなんだから、楽しい時間を過ごした方が良いに決まっている(笑)。

人口密度の高い都市は苦手だし、だからといって山間部の田舎暮らしは、いろんな意味を含めて私には合わなかった。別府の暮らしは私の性分に合っています。別府移住のハードルは高かったけど、移住して良かった。一寸先は闇のご時世だから、今のところですけどね(笑)。

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阿蘇パノラマライン」への6件のフィードバック

  1. パノラマライン。気持ちいいですよね。
    今はその気持ちが良く分かりますが「地元」だった高校生の頃は普通の景色にしか見えてませんでした。
    ミルクロードってとこもありますが、当時はフカフカの砂利道で私のDT125Mだと友達のKL250についていけなくて、兄のTX650を借り出して勝負したのを思い出しました。
    無知って怖いですね。

    1. 阿蘇、九重は日本屈指のツーリングスポットですよ。絶景はもちろんのこと、道路幅もあり、高低差も極端ではないし、ヘアピンが続くわけではないので、私程度でもスピードがのります(笑)。東京でラリーをやっていた頃、一緒に活動してくれた人が大分の出身で、彼いわく「風光明媚なところで育ったから、何処に行っても絶景とかで感動はしないなぁ」と言っていましたが、私も今はその気持ちが理解できます。逆に地方の人が東京へ出て来て驚く事も、私には日常でしたしね。
      ミルクロードって、ダートだったのですか。たまさん若いころにダートを走っていたなら、フレディ・スペンサーと同じで基礎が出来ていますね。うらやましい。私も走ってみたかったなぁ。ただし私の場合はラリー車で(笑)。

  2. 九州、阿蘇含め 人口集中しているところ以外は いいですよね。 産山からの 県131~30号。イイ感じのローカルロードですね。
    たまさん そうでしたか。 77年に TR125で 九州を2週間ほど。人吉ループ橋が開通後の頃でしたが 阿蘇界隈を訪れていたので すれ違っていたかも? 免許取得年齢だったらだけど。 20数年前 出張で日向~大分間のR10の「路肩=広域農道兼用」も大分空港へのR213も歩道と部分バイパス化されて驚かされました。 13年、19年とタンデムで行きましたが まだまだいろんな所に行ってみたいです。(走りたい かな?)

    1. 九州でバイクに乗ってみると、想像したよりバイクライフに適したところでした。今でもそう感じるくらいですから、1977年の九州はさらに雄大な景色があったのでしょうね。昔の地方の街には個性ありましたが、今の時代はどこも画一的になってしまい、北海道でも行かない限り感動が薄くなりました。昭和の時代より現在の方が安全で便利で暮らしやすいのは間違えないのだけど、クルマとバイクと旅行は昭和のが面白かったかも(笑)。
      ぜひ、また九州にも走りに来てください。お待ちしてます(笑)。

  3. tomozoさん、そちら大丈夫ですか?
    実家、阿蘇も降ってはいますが災害は発生してないとの事です。
    ニュースで見る限り大分の方が大変らしいので。

    1. 報道を見ていると大分県はかなりヤバいと感じますよね。山間部の日田や竹田などが大きな被害が発生していまして、別府も雨は強かったものの普段通りの生活です。地元の方に聞いても、別府は坂の街だからか治水整備がある程度出来てからは洪水はなかったそうです。

      しかし、過去に経験のない大雨と報道されますけど、これ毎年言っている気がしますが・・・気のせいでしょうか(笑)。それにしても九州って雨が多くない?・・・と思ってググってみると、昔から雨量が多いのですね。知らなかった。でも、近年毎年発生する大雨は間違えなく温室効果ガスの影響だから、もう止められないのかもしれませんねぇ。将来的には九州はもっと危なくなる可能性もありますね。もはや治水整備では解決しないでしょう。
      それでもTVのスポンサーは自動車メーカーが多いから、そういうのは取り上げないのですよね。レジ袋より大事だと思うのですが(笑)。

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