無敵のフリード

とうとうコカングーをあきらめ違うクルマを考え始めましたが、走りが良くて(あるいは面白くて)、車中泊も可能、でもミニバン系はもう嫌、それでいて出来れば5ナンバーサイズ(全長4700×全幅1700×全高2000以下)で探し始めました。

セダンでは車中泊が無理だし、コンパクトカーも私と妻が小柄とはいえ、車中泊はちょっときつい。消去法で考えると、残るは流行りのSUVと、ステーションワゴンが妥当なところ。SUVは走りがスポイルされ、それでいてクルマ自体の値段が高くなるのに、なぜ流行っているのか私にはわかりませんなぁ(笑)。百歩譲って雪が降る環境なら、便利な一面があると思うけど。ですのでステーションワゴンしかないんですよね。

5ナンバーサイズのステーションワゴンは

ホンダのシャトルとトヨタのカローラツーリング

この二択。フリードとシエンタの再来みたい(笑)で、この時点で気持ちが折れるわ。特にシャトルに関しては、たとえどんなに利便性が優れていても、私にi-DCDはもう絶対にない。本当はホンダも失敗した・・・と思ってると思うよ。その証拠にモデルチェンジしたFITは採用していません。他にも理由はあると思いますが。

ツインクラッチのATは、VW(フォルクスワーゲン)のDSGが先陣を切って普及したけど、この変速機は完全に失敗作だと私は思う。三菱のランエボⅩのSSTだって故障だらけだよ。クラッチのある変速機は、やっぱりMTで乗るものだと思う。百歩譲って完全に趣味のクルマのフェラーリとかならアリかも知れないが、庶民の足となる普通のクルマには向いていない。

それならばカローラはどうか?・・・私はこの「ザ・日本車」のセッティングがかなり苦手です。現行のカローラツーリングは評判が良いみたいだけど、先代までのカローラフィールダーは私は生理的に受付けません(笑)。そもそも有名になったAE86だって、ノーマルのAE86が「ザ・日本車」だと感じるのは私だけではないと思いますが(笑)。

条件を緩和させ全幅が1700+α程度までを許容範囲にすると、BMWの3シリーズのツーリングワゴンも選択肢に入ってきますが、私が買える範囲はせいぜい5年落ちの320dの8万㎞ぐらい走った個体です。しかし、全幅が1800もあるし、ラゲッジスペースがフルフラットにならないように見えるし、それよりもBMWの5年落ちで8万㎞走行した個体は、危険な香りがプンプン匂いますなぁ(笑)。おそらくベンツのCクラスも似たようなものだろう。VWはDSGだから問題外の外(笑)。

そんな時、ふと目に留まったのが、一世代前にはなりますがランサーエボリューションのワゴン(通称エボワゴン)。なぜ目に留まったのかって?・・・ふふふ、なぜなら私は三菱自動車工業のクルマが好きだから(笑)。それに一応ステーションワゴンだからそれなりのラゲッジスペースもあると思うし、画像を見る限りではフルフラットに近い状態になる。サイズも全長4530×全幅1770×全高1480で、5ナンバーサイズに毛が生えた程度。しかもとっても安心なトルコンの5AT。いいんじゃないの・・・これ。15年落ちが気になるけど。

エボワゴンは、MTとATでは名機4G63エンジンが少し異なっています。

今回はATで考えおります。MTを敢えて選ばない理由は、お高いってのもあるけど、手荒く扱っている可能性が高い個体が多そうだからです。それにATでも275PSあるので動力性能は充分過ぎると思います。

三菱自動車工業はリコール問題でダークなイメージが残り、三菱ファンの存在は日本じゃ絶滅の危機に陥っていますが、私は国産メーカーの中では一番自分に合っています。エンジンが良いだけではなく、私は足のセッティングが好みに合っています。それはボディが良いから、良い足になっているのではないか・・・と勝手ながらに考えています。

そのリコール隠しだって、ほぼどのメーカーもやっている公然たる事実ではないだろうか。それこそ今でこそVWもDSGのリコールを出しているけど、当初は全く出していない。おまけに今でも補修の内容がちゃんちゃらおかしい。BMWのパワーウィンドウだってよく落ちるけど、リコールではないよね(笑)。世界一頑丈なトヨタでさえ、リコールはあるのです。三菱だけバッシングするのは公平とは思えないような気が・・・気がしますなぁ(笑)。

で、そのエボワゴンが九州にもありました。詳しく書けないけど、かなり上物な感じでした。早速連絡を入れて見に行ってみました。

2006年式のMRです。走行距離も年式にしては短めだし、前オーナーは屋根付き車庫の保管だったらしくて色あせもなく、キズも少なめ・・・ときているのでコンディション的には中古市場では評価されると思います。

ただねぇ・・・エボワゴンを買うんだからクルマが好きな人だったのだろうけど、クルマ好きと一括り括ってもその幅は広いですよね。このクルマ・・・エボワゴンなのに履いていたタイヤがブリジストンのスニーカーでした。このタイヤはファミリーカーに乗っていて、別にタイヤにこだわりはないけど、安くて安全な国産タイヤがいい人向けでしょう。エボワゴンに乗るならPOTENZAとかADVANを普通は選ぶよね。で、KENDAとか履いていたら「やるなおぬし」って感じですよ(笑)。

私なりにプロファイリングすると、メンテナンスも必要最低限は行っていたが、カーマニアが丁寧に乗ってきたクルマではない・・・と思われる。例えば、高級オイルのモチュール300Vを惜しげもなく3000㎞で交換しているとか、ATFやデフオイルは高級オイルのアッシュを惜しげもなく10000㎞で交換しているとか、毎週手洗いのワックス洗車しているとかとはしていないと思う。

さらに装備のかなり古いカーナビが付いているままだし、バックカメラもない。クルマ好きならアップデートするのが一般的ではないのか。もっと驚きなのはETCがない。いまどきそんなクルマ滅多に見ないよ(笑)。

あくまでも原石みたいな、これから磨いて光るような意味でのベース車なら悪くないけど、消耗品を全部リニューアルして、装備品をアップデートさせ、筋肉痛になりながらボディを死ぬほど磨きあげ、さらにそのコンディションの維持をしていくのは、正直に言うと・・・めんどくせぇーなぁ。

あーあ、言っちゃったよ。それを言っちゃーおしまいよ(笑)。カーマニアを自負しているなら。まぁ・・・私も年老いたのでしょうね。10歳若かったらコツコツと楽しんだかもしれませんが、今の私にそこまでの情熱はないわ(笑)。我が家にはすでに病弱でナイーブなV7(モトグッチのバイク)もいるし。という訳で、これもパスすることにしました。この放置車両的な問題の他にも、ワゴンと呼ぶにはあまりにもラゲッジスペースに高さがなく、車中泊がかなり厳しい条件になるから・・・これも大きな壁でした。フィットシャトルやウィングロード並みのラゲッジスペースがあったら、このコンディションでも買った・・・かな。うーん・・・やっぱりそこも微妙かな(笑)。

せっかく遠くまで来たので、近くの公園で桜を見てから帰宅しました。

エボワゴンのおかげで最近のクルマの変遷を振り返ってみましたら、2009年のECOカー減税を境に、国産メーカーの自動車は白物家電化に拍車がかかっておりますね。プリウスやアクアを筆頭に、走行性能より燃費が優先され、利便性が重視されるようになりました。国産メーカーはトヨタとホンダの二強となり、他メーカーはラインナップが縮小され、そしてカーマニアはバカにされるようになりました(笑)。軽自動車(乗用車のみ)も、2000年には保有台数が9,166,424台でしたが、2019年は22,324,893台と倍以上。燃費が多少良くなったところで、ECOではないんじゃないの。

だから私は2009年以降のクルマに欲しいクルマがないんだ。妙に納得してしまいました。そしてフリードさん、またもや残留。私は中古車を買うのが趣味の一つで(たまに新車も買いますが)、免許を取得してからの34年間に約20台ほど乗り換えています。最長で5年間乗ったのもありましたが、約2年に一回ペース。普通ならとっくの昔に乗り換えているのだけど、フリードさん気に入らないのに2年を越えました(笑)。

ひょっとして自分に向いている?・・・それはないわ(笑)。

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無敵のフリード」への8件のフィードバック

  1. 初代フィルダーを15年乗ってます。
    以前は渓流釣りメインで乗ってましたが。
    今はご近所買い物です。
    1.8Sと言うグレードで走りもまあまあですが足回りは
    山を走ると乗り心地悪いです。

    当初買った時は後席倒した時の荷室の奥行きが
    160センチほどありダウンヒルバイクが後輪はずしで
    乗るしわたしも斜めであれば寝ることができるなあと
    もくろんでましたが寝た記憶は今のところありません。

    1. ひでりんさん お久しぶりですね。フィールダーをdisってしまって申し訳ありません。正確に言うと、トヨタの車は全般的に後輪を安定させるため、積極的な走りをすると曲がりにくい印象になると思います。実際はそれなりに速い速度でも曲がるのですが。私はこれが好みではありません。リアが多少ブレイクしても、サクッと姿勢が変化するクルマが好み。まぁ私の個人的な問題ですね(笑)。

      それでもミニバン系よりは、どれを選んでもステーションワゴンのが走りは良いです。ボディ形状の差はサスペンションじゃ埋まらないと・・・個人的には感じます。前の席を一番前にして、すき間を工夫すればフィールダーなら楽々車中泊が出来ると思います。新境地を切り開いてみてはいかかですか(笑)。

      1. 友蔵ざん。別にdisられたとか思ってません。
        長い間乗ってるのは自分の乗り方に合っていただけです。
        買った時は車中泊で釣りなど想定しておりましたが
        人生色々あって果たせていません。
        もう両親の介護が終わったら早速北海道を車やバイクで
        行きたいですね。
        別に北海道に思い入れが強いわけでなく。あまり言ってない東北、
        北海道ですし。

        1. 私も北海道に特別な思い入れはありませんでしたが、時間が出来た(笑)ので行ってみたら夏の北海道は特別な世界でした。ライダーの皆さんが集まってしまうのも納得です。交通量が少なくて、すごーく自由な感じとアドベンチャー度が高いです。これは九州や信州、ついでに東北とは比べものになりません。ぜひ行ってみてください。個人的には小排気量だとアドベンチャー度がハンパないと思います(笑)。

  2. こんばんは。
    私は、インプレッサを購入する時に、シャトルも候補でした。撮り鉄が趣味なので、荷室に三脚3本(用途で使い分け)脚立が2つ(高さが違う)を乗せるので、シャトルは荷室が広いのが魅力でした。最初ハイブリッドに試乗しましたが、加速フィーリングがイマイチだったのと、ハイブリッドがあまり好きでは無かったので、ハイブリッドでないガソリン車のあるディーラーまで行って試乗しました。こちらはCVTですが、乗った感じは結構良かったです。インプレッサの方にしたのは、一度は水平対向エンジンに乗ってみたかったのと、当時はアイサイトが衝突安全装置としては国内最高水準だったからです。インプは、ファミリーカーなのにサスが硬くてハンドルも重く、まるで少し前のスポーツカーに乗っているような乗り心地ですが、高速道路を走るとビシッと走ります。エンジンの重心が低いからかな?(車はあまり詳しくない)

    1. 私がフリードを選んだ理由ってのが、前職の営業車のフィットシャトルがそこそこ良かったからなんです。14万㎞走った感想です。自分の中でホンダもいいなぁ・・・が確立しました(笑)。で、フリードとシャトルの違いはボディ形状だけ・・・という口コミもあって、それならスライドドアの方がティニーが楽だろう・・・で決めました。市街地や高速(100㎞/h程度)なら確かに変わらないけど、峠道はその差は歴然でした。これで私の中でホンダのイメージは崩れ果てました(笑)。がたぱしゃさんが言う通り、シャトルのパッケージは良いと思います。でもどんなに便利でも当面ホンダは買わないと思います(笑)。

      私はこれまでに20台ほどクルマを購入しましたが、スバルのクルマを購入したことがないのですよ。評判も良いし、運転した時も外車みたいだなぁと感じるので、購入時には常に候補に上がるのですが・・・なぜか購入には至りません。なぜかマツダも同じです。ちなみにマツダはRX-7の最終モデルのSPIRIT Rと、八ヶ岳移住の時に総額28万円のポンコツのデミオは購入した事があります。インプがビシッと走るのは、たぶんボディとAWDの威力ではないでしょうか。

  3. 友蔵さん

    フリードはあっても損じゃない感じなので、思い切って、「増車」などいかがでしょうか?趣味と実用を両方求めると難しいし不満が必ずでるので、例えば家族で車中泊、移動はフリード君{実用}、ワインディングとラーメン&温泉ツーリング専用に使う古い空冷ポルシェさん{趣味}、、、みたいに両方あると、落ち着くのではないかと、勝手に分析しています。実用君だと移動が大事なミッションなので、壊れてはならないが、趣味のクルマだと、いつ何時エンコしてもOK!と故障に対する気持ちも大らかになるかも (笑)。その理念で念願のランチアデルタエボルツィオーネとか (笑)

    でも駐車スペースとか、現実問題がありますよね。

    多分ですよ、多分、友蔵さんは理想のクルマ(バイクも)を常に追いかけてるから、買ったり売ったりして悩んでいるのではないかと思います。私も同じです。

    1. その通りだと思います。デルタ様が買えるお金があるなら(笑)。それとコカングーとエボワゴンで気づいたのですが、カーマニアとしての情熱も薄れていますね。ランクルとフリードで5年経過したせいか、手のかかるクルマはめんどくさくなってしまった気がします。自分でも驚いてしまいました(笑)。しかし、それでもミニバンは嫌。「これはトラックなんだ」と割り切ってみても最近は見るのも嫌です(笑)。

      理想のクルマやバイクって、実は社会的な流れがあったり選択肢が増えたりで、自分の考えが変わってしまうのもあるかもしれません。まぁ私にもわんすけさんにも言えるのは、いくらこういう屁理屈をこねても「飽きっぽい」・・・これが本当のところでしょう(笑)。ただ、バイクはまだ我慢出来ますが、クルマは現行のは魅力がなくなりました。便利なんですけどね。

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