大型バイク検討ツアー 後編

やっぱりBMW様はいつもどうもご縁がない。お店を後にすると異様なのどの渇き、そして猛烈な悪寒がおそい、夏だというのにウインドブレーカーを着こみました。深刻な状況のような気もしましたが、それでも根性出して大阪狭山市までフリードを走らせます。仕事もこのくらい真剣に取り組めばいいんでしょうが、これが仕事だったら即お休みいたします(笑)。

高速を使ってナビ任せで走ったので、どこをどう走ったのかよくわかりませんが、お昼ちょうどに阪和自動車道を降りて、次のバイク屋付近に着きました。ここは昼飯をガッツリ食って、エネルギーをチャージして気力で乗り切ってやる…と意気込み、バイク屋さんのそばにあるうどん屋で、肉うどん二玉にトライしたのですが、私とした事が食べられなくて残してしまいました。これはかなりの重症間違えなし(笑)。

目的のバイク屋さんはこちら

パッと見だと地元密着型の国産車メインのバイク屋さんって感じで、専門性のあるバイク屋さんには見えませんね。ですが目的のバイクはこちら

モトグッチV7スペシャル(2014年式)です。走行距離は10000㎞弱。店長さんが対応してくれました。今回のバイク選びの当初から、SR400と同様にV7は早くから候補に挙がっておりました。理由は独特なOHVのVツインエンジン、400cc並みのコンパクトな車体、軽い車重、自然体なライディングポジションだったからです。現行はV7Ⅲになっていて、こちらのV7Ⅱからみると排ガス規制に対する吸排気系がアップデートされ2馬力程度アップされています。他も見直されたところは多いのでしょうが、V7ⅠからV7Ⅱへの飛躍的なアップデートほどではないと思われます。

現行のV7Ⅲの限定車であるミラノもいいなぁ…と思いましたが、乗り出しは素で130万円から。バイクの内容を考えると少し高いよね。ツーリングバッグやETC、そしてエンジンガードなど装着したら、かるーく140万円は超えると思います。さらに車体のカラーがウェアを限定させますよね。お洒落なMaxFritzでも着ていないと似合いそうもないです。イエコンマン(Yellow Corn)やコミネマンは絶対浮くと思います(笑)。そういった理由からV7ⅢはあきらめV7Ⅱを考えるようになり、ストーンでも良かったのですが、デザイン的にスペシャルの方が、カラーリングやスポークホイールが装着されお洒落な感じがあって私のハートにささりました。こちらの個体はネット上ではASKとなっておりましたが、画像を見る限りキレイに見えたし、OVERのマフラーが装着されているところから考えても、前オーナーはマニアな予感がしていました。

現車を確認すると、ガレージ保管だったのは間違えないでしょう。そしてキズ一つ見当たりません。前オーナーは私と同類の匂いがします。車体は国産の400cc並み。エンジンガードも装着されています。ZRXの立ちごけ骨折事件もあって、エンジンガードの装着は条件に入っています(笑)。狭い店内でも確認だったから取り回しの細かい確認は出来ないものの、先程のBMWやZRXより軽いのは明らかでした。

こちらのバイクはオークションの仕入れではなく、前オーナーはこちらのお店のお客でもあったそうで、店長はオークションに流さず、自分に販売させてくれと社長に直談判し、売れなかったら自分が買うといっていたくらいに思い入れがあるそうです。ここの店長もモトグッチのオーナーならしく、BMWのOHV2バルブの所有した経験もあり、38℃の高熱にもかかわらずバイク談議も盛り上がりました(笑)。5年落ちてこの状態は、私が保管しているレベルだと思います。確かに相場からは少し高めですが。

悪くないかも…イタリアンだから少々不安は残りますが、No1候補になりました。それでも最後の一台を見てみないと後悔が残るので、最後のお店に向かうことにしました。最後のお店は神戸にあるのですが、もう運転はここでギブアップ(笑)。ナビをセットし妻に運転を託しました。このくらいしても当然です。そもそもこのウイルスは妻から伝染していますから。

ナビ任せで、さらに妻の運転なので、どこをどう走ったのかさっぱりわかりませんが、湾岸沿いを走っていたと思われます。

神戸にある最後のバイク屋さんには、14:00に到着しました。体調以外は全て予定通りにスケジュールが運びました。

かなりの高熱の中、検討ツアー最後の3台目のバイクはこちら

ホンダナイトホーク750(1991年式)です。走行距離は17700㎞。OHVじゃないじゃん(笑)。バイク選びに統一性がねぇーなぁー…と思うでしょうが、アップライトで自然なポジション、750ccというミドルクラス、いまどきのバイクにない肉厚のシートなど、今のバイクにはない私が求めているものを兼ね備えており、私としてはこの3台には共通するコンセプトがあると思います。3台ともエンジンガードも付いているし(笑)。まぁ空冷4気筒とチェーン駆動は好みではありませんが。

ナイトホーク750は限定750台のみで日本国内で販売されました。北米では人気があって2003年まで販売されたそうですが、日本では全く販売が伸びずじまいだったとか。日本市場がいかに特殊環境なのがおわかりになると思います。私は常日頃から、現在でもスズキのGR650のようなコンセプトのバイクを販売して欲しいと考えております。GR650はスズキの博物館にも飾ってあるスズキのバイクの歴史を刻んだ一台で、スタンダードなフォルムに実用的な性能で欧州にもたいへん人気のあったモデルですが、日本では全く売れず知っている方が珍しい。ナイトホーク750はコンセプトが近いと感じました。これはあくまでも私の意見ですが、このナイトホーク750のライバルは、実はハーレーのスポーツスターだったのではないでしょうか。ある意味似ていると思いませんか。

現車確認すると、750ccだよね…これ。なのにすごく重く感じます。そして想像していたより車体が一回りくらい無意味にデカい。個体は1991年式と28年落ちなわりにはまぁまぁキレイな方でした。前オーナーが特別大事に扱っていたか?というとそこは微妙ですが。古いとはいえ、ホンダの由緒正しいCB系列の空冷4気筒DOHCだから、機械としての信頼度も高いし、パフォーマンスも期待出来る。そしてなにより人気がないからお値段がお求めやすい価格(笑)。ZRXの買取値段から差し引いてもお釣りがきます。ただ難点もあります。一つがクラッチが重い。二つ目に外装部品はもう出ないところ。三つ目は積載などに必要なアフターパーツが皆無なところ。

近日中に返事をする旨を伝え、お店を後にしました。時間は15:00ぐらい。なんとか終わったのですが、私はもう立っているのも辛い状態で、この先の運転もプランも考えることも出来ない思考フリーズ状態の為、妻が運転しとりあえず家路に向けて走りました。

ホンダ製だからバイク屋さんにメンテを気楽にお願い出来るのは、地方に住む者にとっては大きなアドバンテージ。大分県にはBMWもモトグッチも正規ディーラーはありませんから。ツーリングで使用するにも、実用的であり、信頼性も高く、いまどきのバイクと違って使い方も限定されない多様性もある。むむむ…重くてデカくて、クラッチが重い以外は実は私にピッタリではないだろうか。

20:00近くに山陽道の福山SAにて妻も限界を感じたらしく、ここで夜を明かすことにしました。私はここまでほぼ記憶がありません(寝ていた)。食欲は全くなく悪寒に震えている状態だったので、SAに売っていたらしい液体のパブロンと、総菜パンを少々口にし、ひたすら寝込みました。

次の日の朝は液体パブロンが効いたのか、普通に歩けるまで回復したので、朝7:00から入れる五日市温泉ゆらゆらhttp://www.yura2.com/でさっぱりして、山口あたりまで一般道で向かうことにしました。

九州はラーメンはとんこつオンリーなので、本当は尾道ラーメンなんかをいただきたかったのですが、事情が事情なので山口市にあるこちらのお店でランチをいただく事にました。

手打ち中華そば 侍さんです。

久々の手打ラーメンでしかも醤油味。不味い理由が見つかりません。美味いよ。美味すぎる。九州の皆さん、ラーメンはとんこつだけじゃないよ、この美味しさを味わって欲しい。☆4つ。美味しいけど、本場の佐野ラーメンや白河ラーメン、喜多方ラーメンと比べると味の深みに欠ける気がします。

山口ICから中国道に乗り、行きと同じ東九州自動車道の椎田南ICで降りて無事帰宅しました…が、家には16:00前には着いたのですが、少しクラクラするので自宅で熱を測ると38.5℃(笑)。ばっちりぶり返しました。これで38.5℃なら昨日はいったい何度あったのだろうか(笑)。知らぬが仏だわ。翌日、病院へ直行したのは言うまでもありません。ドクターいわく「初めは風邪やったかもしれんけど、もう抗生物質飲まないと治らんけんね」との診断でした。よく行って来たわ。

V7Ⅱスペシャルとナイトホーク750…最終的にはV7Ⅱスペシャルに決めました。普通のありがちな選択で申し訳ありません。しかし、ナイトホークは最後の最後まで迷いました。クラッチが軽く、もう少し小振りな車体で、そしてもう一つ光るところがあったら、年式にこだわらずナイトホークを選んでいたと思います。個人的にイタリアメーカーは、ドカティで懲りているんですよね(笑)。まぁ国産車でもカワサキとホンダじゃ全然違いますけど。

ナイトホークがありならNCシリーズもありじゃないの?と思うでしょう。私もどうしても現行の国産車の中から選べと言うなら、それはNCシリーズ…でしょうね。それでも私はNCは好きになれないんですよね。クルマに例えるならホンダのフィット系に魅かれるものってなにかあるだろうか。ナイトホークは例えるならシビック系じゃないでしょうか。空冷CB750系のエンジンは、古典的かもしれませんが、扱い易いのにそれなりの刺激がある良いエンジンですから。

BMWのOHV2バルブは、一度は乗ってみたかったけど20年遅かった…と思います。ものすごく大事にしていたオーナーから譲り受ける以外は、レストアするのが覚悟の上でしょう。それが前提の素材バイクならお値段は高すぎると思う。BMW様の名機OHV2バルブに私はそこまで愛がなかった…ここに尽きます。

という事で、次期マシンはV7Ⅱスペシャルに決定です。大分まで配送費はサービスしてもらいましたので、お届けしてもらえます。 60歳の還暦でSR400を考えているので、それまでモトグッチOHVエンジンを楽しみたいと思います。

なんだか私には無難な気もしますね。こんなもんです。もう50歳超えてますから(笑)。

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大型バイク検討ツアー 後編」への6件のフィードバック

  1. 友蔵さん。
    風邪は大丈夫ですか?
    大変な旅行でしたが。新しいバイク決まって何より。
    ちなみにこのバイク屋行ったことあります。
    阪和道からこのバイク屋行かれたんならうちの近所を
    走られたはず。
    最近たまにこのモトグッチV7に乗られているかたおられます、
    バイク屋の外観からコアなバイク置いてる店には見えないのです。
    納車たのしみですね。

    1. 体調はもうなんともありません。私は夏のウィルスに弱いのでしょうか。冬には風邪ひかないんですよね(笑)。
      ひでりんさんは大阪でもこちらでしたか。私は20年ぐらい前に摂津に数か月居たことがあるのですが、同じ大阪でも初めて行きました。道路すごく混みますね。横浜の港北ニュータウンあたりをを思い出しました。
      バイク屋さんもいろんなタイプの方がおられますが、一見強面でしたが意外にも気さくな店長さんで、バイクとの付き合い方も似ていて話が盛り上がりました。九州からバイクを見に来る奴なんていないだろうと思っていましたが、こちらの店長さんいわく「いやー九州にはけっこうバイク出していますよ」と言っておりました。コアなバイクは関西まで行かないとないのは、九州じゃ当たり前かもしれませんね。

  2. 決まりましたネ。高年式なので予防メンテをしておけば15年は気にせず乗れるのではないでしょうか。 同じVツインのGLは外観デザインから興味も出ませんが MOTOGUZZIは別ですね。 NEOPASA静岡 下り内にも展示車両が有り 3分程じっくり見学していました。
    今の時点でV7を乗ったら 還暦でのSRは来ない気がしますが・・・。 またSRでのタンデムは平地用? (経験者談)ですね。 車重から250と同等なのでタンデムは意外とダルいです。

    1. 少し守りに入った無難な選択でしたね。R100Rもあの状態でコミコミ50万円なら、ハイリスク覚悟で行きましたね(笑)。名機と言われていますから。
      SRのタンデムは厳しいですか。私はカブでもタンデムで九重の山にも行っているので、SRなら余裕すぎると思っていました(笑)。しかし、高速を使っての遠方ツーリングは厳しいだろうとは思いますね。いいなぁと思いながらも、SRを選ばなかった最大の理由はこれです。現物もカブのヘッドライト交換をしたバイク屋さんに新車が飾ってあり、サラッと確認しましたが、現行のSRはクラッチも軽、く車体も軽そうで質感も高く、上がりバイクには最適ではないかと感じました。還暦すぎてフェリーを使いながらの下道主体のツーリングならアリではないかなぁ(笑)。その頃まで販売していればの話ですが。

  3. なるほど、なるほど。V7に決まりましたか、お疲れ様でした。
    記事からすると見学中は39度以上? って状態ですよね。私なら倒れてる自信がありますよ。
    奥様もお疲れ様でした。いくら感染源とは言え隣でくたばりそうな旦那を乗せバイク屋巡りですもんね。
    私も過去ルマン1000の16インチから18インチと乗り継いだ事がありましていろんな事をしみじみと思い出しましたが今から思えばいい思い出ばかりです(笑)。
    片肺で走った高速とか民宿に泊まった翌日にエンジンがかからず後日取りに行ったら「バイクが濡れるからシートかけといたよ」とブルーシートと荒縄でぐるぐる巻き状態で解いてみたらタンクが擦り傷だらけだったりとか。
    あのころのグッチと言うかイタ車は電気系統が弱かったんですよね~。
    癖が面白くてはまる人は、はまるんでしょう。あれ以来国産車しか乗ってませんが今のイタ車は大丈夫そうなのでV7の記事も楽しみにしてます。

    1. 私はこれが人生の楽しみですから、熱があるくらいじゃへこたれないぜ…と思いましたが、思ったより壮絶な闘いでした。まぁ普通は途中で止めますよね。変態度に磨きがかかりました(笑)。
      たまさん、モトグッチもお乗りになっていたのですか。バイク乗りの先輩として尊敬いたします。ハーレーも乗っていて、モトグッチしかもルマンも乗っていて、国産もいろいろなタイプ乗り継いでいますよね。そのたまさんが今でも乗っているカブ。カブはやっぱり偉大だわ。たまさんはBMW様は乗っていた時はあるのでしょうか。もしなければ、BMW様と縁がないところは似ていますね(笑)。
      私もドカティで懲りているので少しためらいましたが、レビューなどを見る限りだと故障していないんですよ。10000㎞も走っていて前オーナーも変態度が高いと思うので、当たりの個体であると思われます。ただ、こういうの押し抜いてでもBMW様のOHV2バルブを選べないのは、我ながら人生守りに入っているなぁ…と思いました。しかし、安全パイのナイトホークにしなかったのは51歳の若さの表れでしょう(笑)。たぶん。
      バイク乗りの達人として、ドゥービルの次は是非BMW様のOHV2バルブはいかかでしょう?片肺で走る高速なんて目じゃない(笑)、楽しい日々が待っていると思います。

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